ジャン=ポール・ゴルチエ
ジャン=ポール・ゴルティエ(Jean-Paul GAULTIER, 1952年4月24日 - )は、フランス・オー=ド=セーヌ県バニュー生まれのファッションデザイナーであり、また彼の持つファッションブランドである。フランス語の読みでは"ゴルチェ"は"ゴチェ"となる。 概要祖母がお針子で洋裁の基本を幼時から遊び乍ら身に付け、デザイナーになるための教育は受けなかったという。その代わり、自分のスケッチをスタイリストなどに送り、認められてピエール・カルダンのアシスタントになった。1976年に初めて自分のレディース・コレクションJean-Paul GAULTIERを発表。1977年3月パリの「バスストップ」(オンワード樫山経営)の専属デザイナーに応募し、女性店長の強い推薦で馬場彰社長が採用を決めた[3]。1978年にオンワード樫山とスティリスト契約を結び独立。1981年からオンワード樫山とライセンス契約をした。1980年代には下着ルックやボンデージ・ファッションなどを発表して話題になった。1984年春夏からメンズ・コレクションを発表。1997年春夏コレクションからオートクチュール・コレクションGAULTIER PARISも発表している。 2004年秋冬からエルメスのレディース・プレタポルテのデザイナーも兼任している。 映画の衣装もしばしば手がけている。
などは彼が衣装を手掛けた作品である。 マドンナの「Blond Ambition Tour」などで舞台衣装も製作したことがある。また、クリス・カニンガムが手掛けたプロモーション・ビデオ「フローズン」でもマドンナは彼のドレスを着ている。 日本のアーティストにもファンが多く、80年代に活躍したBOØWYが樫山とのタイアップで衣装を着用したり、1989年には、THE ALFEEのライブとゴルティエのファッションショーが融合したイベントツアー「THE ALFEE with Jean-Paul GAULTIERツアー」を催した。このツアーでは、ALFEEのメンバーの衣装をJean-Paul GAULTIERで統一。前半と後半の間では15分間のファッションショーが催された。 宝塚歌劇花組公演「SPEAKEASY〜風の街の悪党たち」(1998年上演)や星組公演「プラハの春」(2002年上演)の衣装も手がけたことでも知られている。 2020年1月22日にパリで行われた2020年春夏オートクチュールコレクションを最後に引退を表明した。 主なブランド名
映画
脚注
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