ジェイク・バウアーズ
ジェイコブ・クリストファー・バウアーズ(Jakob Christopher Bauers, 1995年10月6日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ニューポートビーチ出身のプロ野球選手(一塁手、外野手)。左投左打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ傘下所属。 経歴プロ入りとパドレス傘下時代2013年のMLBドラフト7巡目(全体208位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアリゾナリーグ・パドレスでプロデビュー。47試合に出場して打率.282、1本塁打、25打点、2盗塁を記録した。 2014年はA級フォートウェイン・ティンキャップスでプレーし、112試合に出場して打率.296、8本塁打、64打点、5盗塁を記録した。 レイズ時代![]() (2018年4月13日) 2014年12月19日にワシントン・ナショナルズ、タンパベイ・レイズ間の三角トレードで、レネ・リベラ、バーチ・スミスと共にレイズへ移籍した[1]。 2015年は傘下のA+級シャーロット・ストーンクラブズとAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、128試合に出場して打率.272、11本塁打、74打点、8盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。 2016年は傘下のAA級モンゴメリーでプレーし、135試合に出場して打率.274、14本塁打、78打点、10盗塁を記録した。 2017年はAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、132試合に出場して打率.263、13本塁打、63打点、20盗塁を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 2018年は開幕をAAA級ダーラムで迎え、6月7日にメジャー初昇格を果たした[3]。同日のシアトル・マリナーズ戦にて「6番・一塁手」で先発出場してメジャーデビュー(この試合は4打数無安打)[4]。以降メジャーに定着し、最終的に96試合に出場して打率.201、11本塁打、48打点、6盗塁を記録した。 インディアンス時代![]() (2019年6月18日) 2018年12月13日にレイズとクリーブランド・インディアンスとマリナーズによる三角トレードが行われ、レイズはインディアンスにバウアーズを放出し、ヤンディ・ディアスとコール・サルサーを獲得、マリナーズはインディアンスにカルロス・サンタナを放出し、エドウィン・エンカーナシオンを獲得した[5]。 2019年6月14日のデトロイト・タイガース戦(コメリカ・パーク)で、「8番・指名打者」で先発出場し、2回の第1打席で右二塁打を放つと、4回の第2打席は止めたバットでボテボテの投手内野安打となった。同じく4回に回ってきた第3打席で左中間へ三塁打を放ちサイクルに王手をかけ、第4打席は見逃し三振に倒れたが8回の第5打席で右越えに8号2点本塁打を放ち、サイクル安打を達成した。チームでは史上9人目。また、前日の13日にはロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が同記録を達成しており、指名打者としては大谷に続いて史上7人目であった。2日連続でのサイクル安打達成は1912年6月9日のトリス・スピーカー(当時ボストン・レッドソックス所属)、翌10日のチーフ・メイヤーズが達成して以来107年ぶり3度目となった[6][7][8]。 2020年はメジャーでの公式戦出場が無かった。 2021年は2年ぶりにメジャー復帰したが、6月5日にDFAとなった[9]。 マリナーズ時代2021年6月10日に後日発表選手[注 1]とのトレードで、マリナーズへ移籍した[11]。レギュラーシーズン終了後の10月27日にマイナー契約で傘下のAAA級タコマ・レイニアーズへ配属された後、11月7日にFAとなった[12]。 レッズ傘下時代2021年12月20日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2022年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]。 ヤンキース時代2022年6月3日に金銭トレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍し[14]、傘下AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースに配属された。 2023年4月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。 ブルワーズ時代2023年11月17日にジェイス・アビナ、ブライアン・サンチェスとのトレードでミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[16]。 2024年オフの11月4日に一度はFAとなったものの、翌2025年1月6日にマイナー契約で再契約を結んだ[17]。同年のスプリングトレーニングには招待選手として参加する[12]。 詳細情報年度別打撃成績
MLBポストシーズン打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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