シンクアバウトイット (競走馬)
シンクアバウトイット(Think About It、2018年9月8日 - )は、オーストラリアの競走馬。主な勝ち鞍は2023年のキングスフォードスミスカップ、ストラドブロークハンデキャップ、ジ・エベレスト。 概要3歳(2021/2022シーズン)7月30日ケンブラグレンジ競馬場の未勝利戦にてロリー・ハッチングスを背にデビューして初勝利を挙げる[4]。 4歳(2022/2023シーズン)8月16日のワイオング競馬場のハンデ戦を勝利して連勝。続く31日のウォリックファーム競馬場のハンデ戦に出走するも3着に敗れた[4]。 年が明けた1月11日のウォリックファーム競馬場のハンデ戦に新たにサム・クリッパートンを鞍上に迎えて勝利。その後は1月28日のローズヒルガーデンズ競馬場、2月11日のロイヤルランドウィック競馬場のハンデ戦を勝利して3連勝とした[4]。 グループ競走初挑戦となった2月25日のリヴァプールシティカップ(G3)も勝利して4連勝でグループ競走初制覇を果たした。その後は5月6日のテイクオーバーターゲット(L)も勝利して5連勝とした[4]。 5月27日のキングスフォードスミスカップ(G1)ではアケースオブユーに次ぐ2番人気で出走。好位の後ろから競馬を進め、馬群の外を通りながら直線を向かえると残り100mの地点から抜け出して2着のコンヴァージに0.78馬身差で解消。6連勝でG1初制覇を果たした[5]。 6月10日のストラドブロークハンデキャップ(G1)でも1番人気の支持を集めての出走。中団外の8番手を確保して、快調に競馬を運ぶ。そのまま直線に入ると後続を突き放して、2番手で粘っていたロスファイアに1.47馬身差を付けてG1連勝を挙げた[6]。 5歳(2023/2024シーズン)9月30日のプレミアステークス(G2)から始動。内埒沿いの4番手を追走し、直線では内を突いて逃げ馬を交わして抜け出すと、追い込んできたハワイファイブオウを振り切って0.16馬身差で今季初戦を制した[7]。 10月14日のジ・エベレストでは単勝オッズ4.4倍の1番人気で出走[8]。4番手の追走から直線残り200mの地点から抜け出すと食い下がるアイウィッシュアイウィンに0.4馬身差で勝利して9連勝を達成した[9]。 その後は11月4日のローズヒルガーデンズ競馬場の条件戦に出走するも3着に敗れて連勝は9で止まった[4]。 年を跨いで3月9日のカンタベリーステークス(G1)に1番人気で出走、最後方の7番手から動いて先頭に立つも残り100mのところでレディラグーナに差されて2着[10]。続く23日のジョージライダーステークス(G1)でも1番人気の支持を受けるも5着に敗れた[11]。 血統表
脚注
外部リンク
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