シリアスマン
『シリアスマン』(原題: A Serious Man)は、コーエン兄弟製作・監督・脚本による2009年のアメリカのコメディ映画。第82回アカデミー賞の作品賞及び脚本賞にノミネートされた。 日本では「監督主義プロジェクト」の第2弾として2011年2月26日に公開した。2014年現在、日本でDVDは発売されておらず、ネット配信のみで視聴することができる。 ストーリー1967年。ミネソタ州ミネアポリス郊外にあるユダヤ人コミュニティーで家族と共にマイホームに住むラリー・ゴプニックは、大学で物理学を教える平凡で真面目な中年のユダヤ人である。 しかし、彼の周りで徐々に小さな問題が持ち上がり始めていた。ラリーの兄アーサーは無職で病を患っており、ゴプニック家に居ついてしまって出て行く気配がない。ヘブライ学校に通う長男ダニーは授業中に聞いていた小型ラジオを隠していた20ドルと共に没収され、乱暴な同級生にマリファナ代金が払えずにおびえる。同じくヘブライ学校に通う長女サラは鼻の整形を企み、ダニーと争う。さらにラリーの生徒である韓国系学生クライヴは、ラリーが成績をFにした事に腹を立てて賄賂を置いていき、帰宅すると非ユダヤ人の隣人ブラントが家の境界を超えて芝を刈ってしまう。果てにはラリーの妻ジュディスが突然離婚したいと言い出し、さらにはラリーの友人・サイとの再婚まで考えているという。次々に問題が襲い、混乱を隠せないラリーは地元コミュニティーのラビに相談する。しかしこれらの問題は、その先に待っている巨大な脅威の前触れに過ぎなかった。 キャスト
サウンドトラック映画では、ジミ・ヘンドリックスのマシン・ガンと、1960年代のロックバンドジェファーソン・エアプレインの楽曲が多数使われている。 受賞・ノミネート
出典
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