ショーン・トールソン
ショーン・マーク・トールソン(Shawn Mark Tolleson, 1988年1月19日 - )はアメリカ合衆国・テキサス州ダラス出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。 経歴プロ入りとドジャース時代2010年のMLBドラフト30巡目(全体922位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、6月15日に契約。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズでプロデビュー。26試合に登板して1勝1敗17セーブ・防御率0.63・39奪三振と好成績を残し、リーグのオールスターチームに選出された[1]。 2011年はまずA級グレートレイクス・ルーンズで14試合に登板して1勝0敗10セーブ・防御率0.00・33奪三振と結果を残し、5月にA+級ランチョクカモンガ・クエークスへ昇格。5試合に登板して2勝0敗3セーブ・防御率0.93・17奪三振の成績を残した。5月下旬にAA級チャタヌーガ・ルックアウツへ昇格。38試合に登板して4勝2敗12セーブ・防御率1.62・55奪三振の成績を残した。 2012年はAA級チャタヌーガで11試合に登板して0勝0敗5セーブ・防御率1.38・19奪三振の成績を残した。5月にAAA級アルバカーキ・アイソトープスへ昇格。8試合に登板して0勝1敗・防御率4.82・15奪三振の成績を残した。6月4日にドジャースとメジャー契約を結び[2]、7日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でメジャーデビュー。9回裏から登板したが、先頭打者のエクトル・ルナ、二人目のジミー・ロリンズに対し2者連続の四球を与え、1死も取れないまま降板した[3]。この年メジャーでは40試合に登板して3勝1敗、防御率4.30・奪三振の成績を残した。 2013年3月19日にAAA級アルバカーキへ異動。4月12日にメジャーへ再昇格し、同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で8回1死から登板したが、2四球を与え、1死も取れないまま降板。4月15日に椎間板ヘルニアで15日間の故障者リスト入りした[4]。9月11日に60日間の故障者リストへ異動[5]。結局この年は1試合の登板にとどまった。10月31日に故障者リストから外れた。 レンジャーズ時代2013年11月20日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した[6]。 2014年2月26日にレンジャーズと1年契約に合意[7]。自身初の開幕ロースター入りを果たした[8]。この年はリリーフ陣の中心的存在となり、64試合に投げて3勝1敗・防御率2.76・WHIP1.17という好成績を残し、大ブレイクを果たした。 2015年はクローザーに抜擢され、ア・リーグ5位となる73試合に登板。防御率は前年より悪化して2.99となったが、WHIPは改善して1.15だった。また、リーグ5位となる35セーブを挙げ、クローザー転向は大成功に終わった。 2016年は開幕時はクローザーであったが、5月17日のオークランド・アスレチックス戦で4度目のセーブ失敗となり、翌18日からサム・ダイソンにクローザーの地位を奪われた[9]。7月29日にマイナー・オプションでAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格した[10][11]。AAA級で4試合に登板したが41⁄3回を投げ、自責点6、防御率12.46と精彩を欠いた[12]。8月12日に腰の捻挫で7日間の故障者リストに入った後、23日に60日間の故障者リスト入りとなった[11]。10月26日に40人枠から外れる形でAAA級ラウンドロックへ降格した[13]が、28日にマイナー降格を拒否してFAとなった[11]。 レイズ時代2017年1月23日にタンパベイ・レイズと1年契約を結んだ[14][15]。この年は5月にトミー・ジョン手術を受けたため[16]、全休した。オフの11月6日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ダーラム・ブルズへ配属された[17]。同日FAとなった[11]。 レンジャーズ復帰2017年12月21日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[18]。しかし、リハビリ中に故障が再発。現役引退を表明した[19]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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