シュテファン・パッラ
シュテファン・パッラ(Stephan Palla、1991年3月31日 - )はオーストリア・ニーダーエスターライヒ州・マウエルバッハ出身のサッカー選手。フィリピン代表。ポジションはディフェンダー・サイドバック。 経歴9歳でオーストリア・ブンデスリーガに属する名門SKラピード・ウィーンの育成アカデミーに入団。17歳でレギオナルリーガ(3部)に属するセカンドチームでプレーするようになり、2008年3月のFCヴァッカー・インスブルック戦でオーストリア・ブンデスリーガ(1部)に属するトップチームでのデビューを果たす。 当時のU18チーム及びセカンドチームでのチームメートには後にイングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラFCに引き抜かれるアンドレアス・ヴァイマンやFCレッドブル・ザルツブルクに移籍するヤシン・ペリヴァンらがいた。 リーグ屈指の強豪の一つであるSKラピード・ウィーンのトップチームでの定期的な試合出場はまだ厳しく、試合経験を積ませるために20歳の頃からオーストリア・ブンデスリーガ2部に属するFCルステナウ07、スロバキア・フォルトゥナ・リーガ(1部)に属するFC DAC 1904ドゥナイスカー・ストレダ、オーストリア・ブンデスリーガ(1部)に属するFCアドミラ・ヴァッカー・メードリングにレンタルされた。 2013-14年シーズンは古巣のSKラピード・ウィーンに復帰。国内リーグのみならずUEFAヨーロッパリーグ本大会にも出場し、ウクライナのFCディナモ・キーウやベルギーのKRCヘンクと対戦し2アシストを記録した。 2014年7月に同じくオーストリア・ブンデスリーガに属するヴォルフスベルガーACに移籍した。不動の左サイドバックとして主力に定着。2015-16年シーズンにはUEFAヨーロッパリーグへの出場を果たし、FCシャフティオール・ソリゴルスク及びボルシア・ドルトムント戦でフル出場した[1]。 2018年7月、SKNザンクト・ペルテンに移籍した。 2019年7月、タイのブリーラム・ユナイテッドFCに移籍した。 タイトルクラブ
代表歴U20までの各カテゴリーではシュテファン・イルザンカー(RBライプツィヒ)、ギド・ブルクシュタラー(シャルケ04)、アレクサンダー・グリューンヴァルト(FKアウストリア・ウィーン)、ヤコブ・ヤンチャー(チャイクル・リゼスポル)らと共にオーストリアのアンダー代表に招集されていたが、最終的に母親の出身国であるフィリピンのA代表を選択。 トーマス・ドゥーリー代表監督の下、2015年6月11日に行われたバーレーンA代表戦でフィリピンA代表としてのデビューを果たした。 脚注外部リンク |
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