シャイニングレイ
シャイニングレイは、日本の競走馬である。主な勝ち鞍は2014年のホープフルステークス、2017年のCBC賞。馬名の由来は英語で「輝く」に母シェルズレイの名前の一部で、「競走馬として輝かしい歴史を創ることを願って」という意味が込められている[1]。 経歴2歳(2014年)11月9日の京都競馬場の2歳新馬戦でデビューし、2着馬に3馬身半差をつけて勝利した[3]。次走に2014年からGIIとなった[4]ホープフルステークスを選択した。レースでは直線で抜け出し、2着馬に1馬身1/4差をつけて優勝。重賞初制覇となった[5]。 3歳・4歳(2015年・2016年)弥生賞から始動。単勝1.9倍の1番人気に支持されたが、本馬場入場で鞍上の川田将雅を振り落とすなど落ち着きを欠き、レースでも直線で伸びず7着に敗れた[6]。その後、左トモ球節の脚部不安を発症して皐月賞、日本ダービーの春のクラシック戦線を全休、秋は10月4日阪神競馬場のポートアイランドから戦列復帰する予定であったが、9月16日に左前の屈腱炎が判明してノーザンファームしがらきへ放牧に出され、長期休養に入った[7]。 5歳・6歳(2017年・2018年)3月11日阪神での仁川ステークスで2年ぶりに戦列に復帰し、新たにパートナーとなった北村友一は「長期休養明けなので、ストレスのないような競馬がしたい」と心がけていたものの、道中で折り合いを欠いてグレイトパールの6着[8]。続く4月16日福島競馬場の福島民報杯もマイネルミラノの14着と大敗した。復帰3走目は短距離路線に矛先を変え5月28日京都の安土城ステークスに出走し、中距離でかかるほどのスピードを生かして3番手から抜け出して、2着トウショウピストに1馬身4分の1の差をつけ2年5か月ぶりの勝利を挙げた[9][10]。夏はサマースプリントシリーズ第2戦、7月2日中京競馬場のCBC賞に出走[10]。安土城ステークスよりも1ハロン短く、初めての左回りコースと課題があり[11]、レースでもスタートが合わず後方からの競馬となったが、前半控えたことが功を奏し[12]、出走メンバー中最速の上がり3ハロン33秒2の差し脚で逃げ込みを図るセカンドテーブルをハナ差かわし、2年6か月ぶり2つ目の重賞制覇を遂げた[13]。その後、スプリンターズステークスに向けて調整されていたが脚部不安で回避し、暮れの阪神カップに目標を切り替えたが18着としんがり負けに終わる。翌2018年3月の高松宮記念12着を最後に現役を引退となった。
引退後引退後は乗馬となり[14]、現在は広島県立西条農業高等学校にエイシンブルズアイ(2016年オーシャンステークス優勝馬)ともに繋養されている[15]。 競走成績
以上の競走成績は、netkeiba.com「シャイニングレイの競走成績」に基づく[16]。 血統表
脚注
外部リンク |
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