シェッド・セヴン
シェッド・セヴン(Shed Seven)は、イギリス・ヨーク出身のロックバンドである。 1990年に結成。ザ・スミスやローリング・ストーンズなどの影響を受けたストレートなロックを特徴としており、ブリットポップの一角を担うバンドとして活躍した。2003年にいったん解散したが、2007年に再結成している。 来歴90年代半ばのブリットポップの本格的なブーム到来前から活動を開始し、デビュー当時は同期のオアシスのライバルとも目されていた。 1994年に1stアルバム『Change Giver』を発表、全英トップ20入りを果たす。1996年発表の2ndアルバム『A Maximum High』はイギリス国内で25万枚を売り上げるヒットとなった。またこの年だけで、「チェイシング・レインボウズ」など6枚ものシングルを全英トップ30に送り込むなど、イギリス国内での人気バンドとしての地位を確立した。1998年、3rdアルバム『Let It Ride』を発表、再び全英トップテン入りを果たす。 1999年にベストアルバム『Going for Gold』を発表後、バンドはポリドール・レコードを離れ、ギタリストのポール・バンクスが脱退。後任には、ポール加入前のギタリストだったジョー・ジョンソンとキーボード担当のフレイザー・スミスが加入。2001年、インディーレーベルから4thアルバム『Truth Be Told』を発表するも、商業的には失敗に終わる。その後契約したレーベルからも、5枚目のアルバムのリリースを拒否されたことから、2003年に解散を発表。 解散後メンバーはそれぞれソロ活動を行っていたが、2007年には一回限りの再結成ツアーを敢行すると発表(ギタリストのポール・バンクスも復帰)。ツアーはおおむねソールド・アウトするなど人気が復活し、その後のブリットポップバンドの再結成ブームの先陣を切る形となった。以降も毎年のようにツアーやフェスへの出演を行っていたが、その間も一切新曲は発表していなかった。 しかし、2017年に16年ぶりとなるニューアルバム『Instant Pleasures』を、メジャーレーベルからリリースすることを発表。プロデューサーにはキリング・ジョークのユースを起用、ブリットポップ全盛期を彷彿とさせる充実作となり、キャリア史上最高位となる全英8位を記録した。アルバム発表後にはキャストをゲストに迎えた全英ツアーを行い、総計5万枚ものチケットが売れたという。 ディスコグラフィー以下の順位は全て全英チャートによるもの オリジナル・アルバム
編集盤
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