ザイェチャル
ザイェチャル(セルビア語: Zaječar/ Зајечар) - 発音:[zâjɛtʃar],ルーマニア語: Zăiceari)はセルビア東部の都市および基礎自治体で、2002年の国勢調査による人口はザイェチャル市街では40,700人、基礎自治体全域では69,969人であった。人口の約90%はセルビア人が占め、約4.5%は少数民族のヴラフ人が占める。ザイェチャルには多くの初中等学校が立地しており、セルビアでは最初に設立された私立大学でベオグラードに本拠地を置くメガトレンド大学(Мегатренд универзитет / Megatrend univerzitet)の学部もある。またザイェチャルはロック音楽の祭典で40年来の歴史があるギタリヤダ(Gitarijada)や現代アートの祭典であるZALETが開催されることでも知られている。ザイェチャルはザイェチャル郡の郡庁所在地でティモチェカ・クライナ地方(Timočka Krajina)の中心都市である。 都市名セルビア語では町の名はザイェチャルと知られているが、ルーマニア語ではザイチェール(Zăiicer)、ザイチェリ(Zăiceri)、ザイチャール(Zăicear)等の名で知られている。もとの地名はトルラク方言で野ウサギを意味するザイェツ(zajec / зајец)から来ており、ウサギの飼育が盛んであったことに由来する。この地域のルーマニア系の少数民族であるヴラフ人の民間語源には「神が生け贄を求める。」と言うものもあるがはっきりとしていない。 歴史ザイェチャルが最初に言及されたのは1466年のことで、オスマン帝国によるものであった。当時、8世帯の家族が住むだけであった。ザイェチャル近郊のガムジグラードには3世紀のローマ時代に遡るロムリアーナの宮殿があり2007年に世界遺産に登録されている。 地区
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