サヴォラックス・キュメネゴルド県
サヴォラックス・キュメネゴルド県、サヴォラックス及びキュメネゴルド県 (サヴォラックス・キュメネゴルドけん、サヴォラックスおよびキュメネゴルドけん、スウェーデン語: Savolax och Kymmenegårds län、フィンランド語: Kymenkartanon ja Savon lääni)は、かつて存在したスウェーデン統治下のフィンランドの県。1747年から1775年まで存在した。フィンランド語では、キュメンカルタノ・サヴォ州、キュメンカルタノ及びサヴォ州と呼ばれる。 大北方戦争によって、カルヤラの領土をロシア帝国へ割譲することになったスウェーデンは、1741年にロシア帝国と再び交戦する(ハット党戦争)。同戦争は1743年に終結し、オーボ条約によって、スウェーデンのキュメネゴルド・ニュースロット県の県庁所在地のヴィルマンストランド (ラッペーンランタ)を含む同県の南部がロシア帝国に割譲される。この割譲によって、県庁所在地が失われたキュメネゴルド・ニュースロット県が、サヴォラックス・キュメネゴルド県に再編されて成立した。また、この再編時にニューランド・タヴァステフス県から一部がサヴォラックス・キュメネゴルド県に移管されている。その後、1775年に、サヴォラックス・カレーレン県とキュメネゴルド県に分割されて消滅した。 州域の変遷
歴代知事
脚注参考文献
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