ロヴィーサ (フィンランド)
ロヴィーサまたはロヴィサ(フィンランド語: Loviisa [ˈloʋiːsɑ]、スウェーデン語: Lovisa [luˈviːsɑ] ( 音声ファイル))は、フィンランド南部の自治体。ウーシマー県に属する町で、フィンランド湾北岸に面している。2011年1月1日に東ウーシマー県とウーシマー県とが合併するまでは、東ウーシマー県に属していた。人口は14644人。人口の40%がスウェーデン語話者である。 自治体の面積は1,751.52 km2でありそのうち931.92 km2は湖である。人口密度は17.87人/0.02 km2 ロヴィーサは1745年に築かれ、スウェーデン王アドルフ・フレドリクの王妃ロヴィーサ・ウルリカにちなんで名づけられた。当時のスウェーデンとロシアの国境近くにあり、砦として使われていた。そのときの防備の多くは保存されている。 2010年1月1日に、ロヴィーサ地区のリルイェンダール、ペルナヤ、ルオツィンピュフターを吸収合併した。 フィンランドに2ヶ所ある原子力発電所のうち1つであるロヴィーサ原子力発電所がこの町に設けられている(もう1か所はサタクンタ県エウラヨキ市オルキルオト(Olkiluoto)島にある)。発電所は2基のロシア型加圧水型原子炉からなり、フィンランド全土に電気を供給している。 ヘルシンキと、ロシア国境に隣接するヴァーリマーとを結ぶ国道7号が通る。ヘルシンキ中央駅前からロヴィーサ・バスステーションまで車で約1時間(約90 km、Google マップ)、直線距離で約75 kmである。
脚注
関連項目外部リンク |