群島のなかで最大の淡水湖であるエル・フンコは、島の南半端にあるサン・クリストバル島の高地、標高およそ700mの噴火口に位置している[7]。その火山湖に至るには短い登坂を要する。湖は野鳥の大きな生息域であり、グンカンドリ類が湖の上を飛行し、固有種であるサンクリストバルマネシツグミも見られる[8]。近くにある、ラ・ガラパグエラ(西: La Galapaguera)は、ゾウガメの育種場および保護区域である。
プエルト・バケリソ・モレノの町の近い、島の観光地域としてのセロ・ティヘレタス(西: Cerro Tijeretas)には、グンカンドリ類の集団営巣地およびチャールズ・ダーウィンの像があり、1835年9月16日に、ビーグル号の航海でガラパゴス諸島に初めて上陸した場所を示している[9]。ガラパゴスアシカの繁殖地であるラ・ロベリア(西: la Loberia)は、町からバスで約10分のところにある。
Historical Ecology in the Galapagos Islands: I. A Holocene Pollen Record from El Junco Lake, Isla San Cristoba, by Paul A. Colinvaux, Eileen K. Schofield. The Journal of Ecology, Vol. 64, No. 3 (Nov., 1976), pp. 989–1012, doi:10.2307/2258820.