サム・クーンロッド
サミュエル・ティモシー・クーンロッド(Samuel Timothy Coonrod, 1992年9月22日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入りとジャイアンツ時代2014年のMLBドラフト5巡目(全体148位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。15試合(先発5試合)に登板して1勝0敗、防御率3.90、25奪三振を記録した。 2015年はA級オーガスタ・グリーンジャケッツでプレーし、23試合(先発22試合)に登板して7勝5敗、防御率3.14、114奪三振を記録した。 2016年はA+級サンノゼ・ジャイアンツとAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズでプレーし、2球団合計で24試合に先発登板して9勝6敗、防御率2.55、94奪三振を記録した。 2017年はAA級リッチモンドでプレーし、24試合(先発18試合)に登板して4勝11敗、防御率4.69、94奪三振を記録した。 2018年はトミー・ジョン手術を受けた。シーズンではルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツとA+級サンノゼでプレーし、2球団合計で10試合(先発2試合)に登板して防御率5.40、23奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 2019年は開幕をAAA級サクラメント・リバーキャッツで迎えた。5月26日にメジャー初昇格を果たした[2]。同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは33試合に登板して5勝1敗、防御率3.58、20奪三振を記録した。 フィリーズ時代2021年1月9日にカーソン・ラグスデールとのトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[4]。シーズンでは、42試合(先発2試合)に登板して、2勝2敗、防御率4.04の成績を残した。 2022年は4月14日に肩の張りのため60日間の故障者リストに入った[5]。マイナーでの復帰登板が7月、メジャーでの初登板は8月と出遅れ、シーズン12試合に登板したが、0勝0敗、防御率7.82という結果に終わった。 メッツ時代2023年2月6日、ウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツに移籍した[6]。4月6日に広背筋挫傷のため60日間の故障者リストに入った[5]。8月14日に故障者リストから復帰し、移籍後初登板を果たした[5]。オフの11月17日にノンテンダーFAとなった[7]。 投球スタイル
全投球の7割以上を速球が占めるパワーピッチャー。変化球はスライダーとチェンジアップがある。最速は、2020年に記録した101.4mph(163.2km/h)。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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