サイボーグコップ
『サイボーグコップ』(Cyborg Cop)は、1993年のアメリカ合衆国のSFアクション映画。続編として『サイボーグコップ2』と3が製作された。3はタイトルを『Terminal Impact』として公開された[1]。 ストーリージャック・ライアンと兄のフィリップは、共にDEAの捜査官として働いていた。あるとき2人は、人質をとって廃工場に立てこもる男を相手にしていた。その男は、大手新聞社のオーナーである新聞王カーマイケルの息子だと名乗っていたが、薬物でいかれ既に死んでいる母親を呼んでくることを要求するような男のたわ言だと2人は本気にせず、ジャックは人質を救出するため男を射殺する。だがフィリップが男の死体を調べると、本当にカーマイケルの息子だったため、彼の新聞社が事件を大々的に取り上げて非難したため、ジャックたちは殺人罪で起訴されるが無罪判決となった。しかしジャックは、その騒動の責任を取る形で自主的に退職することになる。 それからしばらくたったある日、バーでフィリップと彼が養子にすると言う少年フランキーに会ったジャックは、フィリップから任務で危険な島として知られているセント・キース島に行くと知らされ、留守の間フランキーを預かってもらうよう頼まれる。そしてキース島に上陸したフィリップたちDEA捜査官は、捜査対象の建物に見張りが1人もいないことを不審に思いながらも捜索を開始する。しかし彼らの行動は、島を取り仕切ってステックマン博士らにサイボーグの製造をさせているケッセルにすべて筒抜けだった。ケッセルは直属の部下であるスティーヴに命令し、部下たちを密かに配置してフィリップたちを返り討ちにする。生き残ったフィリップは、負傷した捜査官1人を連れて無線で救助を要請するが、彼らの前にケッセルが送った殺人サイボーグが現れる。サイボーグによって捜査官が射殺された後、フィリップは右手首を切断された上に捕えられ、ケッセルのサイボーグ材料とされてしまう。 その後ジャックの家に、フィリップからのメッセージが録音されたテープが届く。それには、セント・キース島が予想以上に危険な場所で、自分が帰国する前にこのメッセージを聞いたら島に助けに来てほしいという内容だった。フィリップに何があったか確かめるため、彼の同僚のキャランに電話するが、機密事項だといって教えてもらえない。それでも引き下がらないジャックに対して、キャランはバーで会うことを伝える。彼に会ったジャックは、彼らが救助要請を聞いたにもかかわらず、上空からヘリで見ただけで退却したことを聞き、キャランと殴り合いのけんかになる。そしてジャックは、1人でフィリップを探すことを決めセント・キース島へと飛んだ。 キャスト
スタッフ
参考文献
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