ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論
『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』(ゴーマニズムせんげんスペシャルコロナろん)は、小林よしのりによる漫画作品。『週刊SPA!』(扶桑社)に掲載。『ゴーマニズム宣言』シリーズの1作。 概要2020年8月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』を発売[1]。専門家の意見に対して新型コロナウイルスは大したことが無いとする[2]。政府は生きるために自粛を要請するが、市井の人々の生きるための経済活動ができなくなっているとする[3]。 2020年12月、完結版とした『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論2』を発売。重傷者も死者も一人も出してはいけないという社会を否定する[1]。 2021年5月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論3』を発売。ワクチンを打つことを否定する。コロナウイルスを擬人化させて登場させる[4]。 2021年11月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論4』を発売[5]。 2022年3月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論5』を発売。 2023年12月、最終巻となる『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論総括編 コロナと敗戦/失敗の本質』を発売。 反響第1巻の発売後に即重版がかかるほど、本作は話題を呼んだ[6]。第2巻も発売前の予約の段階で重版が決定した[6]。2021年11月現在で、シリーズ累計が17万部を突破している[7]。 制作背景「高熱を出しても、原稿を書かなければ締め切りに間に合わない」と考えている小林は、「普段からインフルエンザを恐れている」[8]。医療の専門家ではない小林が本作を執筆したきっかけは、インフルエンザを警戒しない世間の人たちが、コロナウイルスに対しては過剰に警戒したため、「危険なウイルスが入ってきた」という感覚をもったからである[8]。 なお、小林自身も2回コロナにかかったが、2回とも薬を飲むことなく治したという[9]。 書誌情報
脚注
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