コーリー・サンドヘイゲン
コーリー・サンドヘイゲン(Cory Sandhagen、1992年4月20日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。コロラド州オーロラ出身。ハイ・アルティテュード・マーシャルアーツ/エレベーション・ファイト・チーム所属。UFC世界バンタム級ランキング4位[1]。 来歴幼少期はバスケットボールを経験し、後に格闘技に興味を持つ。キックボクシングでWKA世界王座を獲得後、総合格闘技に転向した。 UFC2018年1月27日、UFC初参戦となったUFC on FOX 27でオースティン・アーネットと対戦し、左ボディブローでダウンを奪いパウンドで2RTKO勝ち[2]。 2018年8月25日、UFC Fight Night: Gaethje vs. Vickでユーリ・アルカンタラと対戦。腕ひしぎ十字固めを極められるピンチを凌ぎ、パウンドで2RTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[3]。 2019年4月27日、UFC Fight Night: Jacaré vs. Hermanssonでバンタム級ランキング8位のジョン・リネカーと対戦し、2-1の判定勝ち[4]。 2019年8月17日、UFC 241でバンタム級ランキング3位のハファエル・アスンソンと対戦し、3-0の判定勝ち[5]。 2020年6月6日、UFC 250でバンタム級ランキング2位のアルジャメイン・スターリングと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本負け。UFC初黒星となった[6]。 2020年10月11日、UFC Fight Night: Moraes vs. Sandhagenでバンタム級ランキング1位のマルロン・モラエスと対戦し、右スピニングバックキックで2RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[7]。 2021年2月6日、UFC Fight Night: Overeem vs. Volkovでバンタム級ランキング4位の元UFC世界ライト級王者フランク・エドガーと対戦し、右飛び膝蹴りで開始28秒のKO勝ち。2試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[8]。 2021年7月24日、UFC on ESPN: Sandhagen vs. Dillashawで元UFC世界バンタム級王者TJ・ディラショーと対戦し、1-2の5R判定負け。接戦であったが、海外のMMAメディアサイトの採点では23人中17人の記者がサンドヘイゲンの勝利を支持した[9]。 2021年10月30日、UFC 267のUFC世界バンタム級暫定王座決定戦でバンタム級ランキング1位のピョートル・ヤンと対戦し、ハイレベルな打撃戦を繰り広げるも0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗したものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[10]。 2022年9月17日、UFC Fight Night: Sandhagen vs. Songでバンタム級ランキング10位のソン・ヤドンと対戦。2Rに放った肘打ちでヤドンが左眉をカットし、4R終了時にドクターストップでTKO勝ち[11]。 2023年3月25日、UFC on ESPN: Vera vs. Sandhagenでバンタム級ランキング3位のマルロン・ヴェラと対戦。3度のテイクダウンを奪いグラウンドで優勢に試合を進め、スタンドでも手数で上回って2-1の5R判定勝ち。なお、海外MMAメディアサイトの採点では記者24人中24人全員がサンドヘイゲンの勝利を支持するなど、サンドヘイゲンの優勢が明確な試合内容であったため、48-47でヴェラの勝利と採点したジャッジに批判が集まった[12][13]。 2023年8月5日、UFC on ESPN: Sandhagen vs. Fontでバンタム級ランキング7位のロブ・フォントと140ポンド契約で対戦し、7度のテイクダウンを奪い、グラウンドで終始優勢に試合を進めて3-0の5R判定勝ち。当初はウマル・ヌルマゴメドフと対戦予定であったが、ヌルマゴメドフの負傷欠場によりフォントとの対戦に変更された[14]。試合後、サンドヘイゲンは1Rに右腕の上腕三頭筋を断裂していたことを明かし、8月23日に手術を受けた[15]。 2024年8月3日、1年ぶりの復帰戦となったUFC on ABC: Sandhagen vs. Nurmagomedovでバンタム級ランキング10位のウマル・ヌルマゴメドフと対戦し、0-3の5R判定負け[16]。 人物・エピソード戦績総合格闘技
獲得タイトル
表彰脚注
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