コレコ・テルスターのシリーズは、コレコが1976年から1978年まで製造・発売・販売した第一世代の家庭用ゲーム機である。
概要
1976年にジェネラル・インストゥルメントのAY-3-8500チップを搭載した『ポン』のクローンをベースにしたコレコ・テルスターのゲーム機を皮切りにコレコ・テルスターシリーズは14機種が発売された[1]。初代モデルのコレコ・テルスターは約100万台が販売された[2]。
大型商品のラインナップとポン機のフェードアウトが目前に迫り、コレコは1980年に倒産寸前に直面することになった[3]。
ハードウェア
モデル比較
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コレコ・テルスターRanger
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コレコ・テルスターアーケード
テルスターシリーズ
ゲーム機
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モデルとチップ
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発売日
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内蔵ゲーム
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内容
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サイズ(縦 x 横 x 高さ)
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出典
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画像
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コレコ・テルスター
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No.6040,
AY-3-8500
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1976
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2つの固定パドルコントローラ。ゲームはポンの派生
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不明
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[4]
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コレコ・テルスターClassic
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No.6045,
AY-3-8500
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1976
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2つの固定パドルコントローラ。豪華木製ケース
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不明
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[要出典]
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画像無し
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コレコ・テルスターDeluxe
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ナンバー不明, AY-3-8500
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1977
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2つの固定パドルコントローラ。木製パネル付き茶色ケース。フランス語と英語でカナダ市場向け
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不明
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[要出典]
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画像無し
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コレコ・テルスターRanger
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No.6046,
AY-3-8500
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1977
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- アイスホッケー
- ウォールハンドボール
- テニス
- ハイアライ
- 射撃
- スキート射撃
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白黒のプラスチックケースで、コルト45スタイルのライトガンと分離パドルコントローラが付属。4つの球技、2つの射撃ゲーム。4つの球技の特徴は、自動サーブと可変パドル、3段階のスキルレベル(初級、中級、プロ)用の速度設定である。6個の単二電池またはオプションのACアダプターを使用し、ライトガンには9ボルトの電池が1個必要。
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4ポンド
17.5×6×8インチ
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[5]:22 [6]:35
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画像無し
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コレコ・テルスターAlpha
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No.6030,
AY-3-8500
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1977
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白黒のプラスチックケース、固定パドルコントローラ。自動サーブ機能を搭載し、3段階のスキルレベル(初級、中級、プロ)に対応した可変設定が可能。単二電池6本使用。
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2.5ポンド
13.5×3.5×7.5インチ
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[5]:17
[6]:34
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コレコ・テルスターColormatic
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No.6130,
AY-3-8500
テキサス・インスツルメンツ SN76499N (カラー)
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1977
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- アイスホッケー
- ウォールハンドボール
- テニス
- ハイアライ
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白黒ののプラスチックケース、取り外し可能な有線パドル。カラーグラフィック - 各ゲームの色は異なる。自動サーブ機能と3つのスキルレベル(初級、中級、プロ)に対応した可変設定が特徴である。単二電池6本使用。
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2.5ポンド
13×6.5×7.5インチ
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[5]:18
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コレコ・テルスターRegent
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No.6036,
AY-3-8500
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1977
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- アイスホッケー
- ウォールハンドボール
- テニス
- ハイアライ
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白黒ののプラスチックケース、取り外し可能な有線パドル。オートサーブ機能と3つのスキルレベル(初級、中級、プロ)に対応した可変設定を搭載。C電池6本使用。
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2.5ポンド
13.5×4×8インチ
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[5]:18
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コレコ・テルスターSportsman
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ナンバー不明, AY-3-8500
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1978
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白黒のプラスチックケース、取り外し可能な有線パドル、ライトガン。
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不明
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[要出典]
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画像無し
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コレコ・テルスターCombat!
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No.6065,
ジェネラル・インストゥルメント AY-3-8700 Tank chip
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1977
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- コンバット
- 夜戦
- ロボット戦
- カモフラージュコンバット
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4本の固定ジョイスティック(各プレイヤーに2本)。ゲームはキーゲームズのタンクの派生。単二電池6本またはオプションのACアダプターを使用。
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5.5ポンド
15×8×10.5インチ
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[5]:23
[6]:37
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コレコ・テルスターColortron
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No.6135,
AY-3-8510
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1978
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カラーあり、サウンド内蔵、固定パドル。ゲームはポンの派生で、3つのスキルレベル(初級、中級、プロ)用の可変設定が特徴。9ボルト電池2本またはオプションのACアダプターを使用。
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1ポンド
2×11.25×4インチ
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[6]:34
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コレコ・テルスターMarksman
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No.6136,
AY-3-8512
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1978
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- テニス
- アイスホッケー
- ハンドボール
- ハイアライ
- スキート射撃
- ターゲット
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カラー付き、取り外し可能なストック付きの大きめのライトガン、固定パドル。4つのポンの派生と2つの銃ゲーム。2つの9ボルト電池またはオプションのACアダプターを使用。
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1ポンド
2×11.25×5インチ
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[6]:36
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コレコ・テルスターGalaxy
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ナンバー不明, AY-3-8600 (ゲーム)
AY-3-8615 (カラーエンコーダー)
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1977
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不明
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分離ジョイスティックと固定パドル
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不明
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[要出典]
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画像無し
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コレコ・テルスターGemini
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ナンバー不明, モステクノロジー MPS 7600-004
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1977
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カラー付き、ライトガン、ケースの左右に2つのフリッパーボタン、上部にピンボール発射ボタンとフィールド調整スライド、ライトガン。
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不明
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[要出典]
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画像無し
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コレコ・テルスターアーケード
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ナンバー不明, モステクノロジー MPS-7600 (各カート)
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1977[注 1]
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その他
- 8ゲーム 球技と射撃のカセット
- 5ゲーム ピンボールと射撃のカセット
- バトルゲームのカセット
- 20ゲーム ドライブ・迷路のカセット
- 15ゲーム アクションのカセット(ブレークスルー含む)
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カートリッジ式の三角ケースに、ライトガン、ギアシフト付きステアリングホイール、パドル(左右に1つずつ)つき。
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4ポンド
7.5×18×16インチ
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[5]:28
[6]:37–38
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脚注
注釈
- ^ 日本では1978年に発売されたという説あり[7]
出典
- ^ “The Next Generation 1996 Lexicon A to Z: Coleco”. Next Generation (Imagine Media) (15): 31. (March 1996).
- ^ Herman, Leonard (1997). Phoenix: the fall & rise of videogames (2nd ed.). Union, NJ: Rolenta Press. p. 20. ISBN 0-9643848-2-5. https://books.google.com/books?id=duITAQAAIAAJ 16 February 2012閲覧. "Like Pong, Telstar could only play video tennis but it retailed at an inexpensive $50 that made it attractive to most families that were on a budget. Coleco managed to sell over a million units that year."
- ^ “Coleco Industries. -ColecoVision History.”. www.colecovision.dk. 2019年11月5日閲覧。
- ^ “Archived copy”. 4 October 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月30日閲覧。
- ^ a b c d e f Kaplan, Deeny, ed (Winter 1978). “The Video Games”. Video (Reese Communications) 1 (1): 17–30. ISSN 0147-8907.
- ^ a b c d e f Kaplan, Deeny, ed (Winter 1979). “Video Games”. Video (Reese Communications) 2 (1): 33–42. ISSN 0147-8907.
- ^ 株式会社インプレス (2018年2月28日). “世界の遊びを変えた国産ゲーム機進化の歴史 ~ファミコンから初代プレステまで”. PC Watch. 2020年4月20日閲覧。
外部リンク