ケリー・ローランド (Kelly Rowland、1981年 2月11日 - )は、アメリカ合衆国 の女性 R&B 歌手 、女優 、ダンサー 、モデル 。1990年後半から2000年前半にかけて世界的に大人気となったデスティニーズ・チャイルド のメンバーとして名声を得て、2002年からソロでも活動。2009年頃からは、ヨーロッパ を中心に「エレクトロ・ハウス の新ディーヴァ 」としても人気を博した[ 1] 。女優としても『フレディVSジェイソン 』に出演した[ 2] 。
ソロの経歴
2009年
2002年、ケリーはラッパーのネリー とコラボレーションしたシングル「ジレンマ 」で全米チャート10週第1位の大ヒットを記録し、複数の国の音楽チャートでもナンバーワンを記録した。楽曲が収録された彼女の2003年のソロ・デビュー・アルバム『シンプリー・ディープ (英語版 ) 』はBillboard 200 で最高位15位、アメリカレコード協会 からはゴールド・アルバムの認定を受けた。同様に全英アルバムチャート では1位を獲得しプラチナム・セールスを記録した。続くシングル「ストール (英語版 ) 」は全英シングルチャート で最高位2位を記録。このアルバムは全世界で250万枚を売り上げている[ 1] [ 3] 。
2005年のデスティニーズ・チャイルド の解散後、2007年にリリースされたローランドのセカンド・アルバム『ミス・ケリー (英語版 ) 』は、当初ファースト・アルバムほどの人気はなかったものの、シングルカットされた「ゲットー」「ワーク」などがヨーロッパ 諸国で好評となり [独自研究? ] 、2008年のシングル「デイライト (英語版 ) 」(ボビー・ウーマック のカバー曲)がクラブ ・ヒットを博し、新装盤『ミス・ケリー』は全世界で120万枚を収める成功となった[ 1] 。
2009年には「プリーズ・ジェントル」がイタリア で大ヒットし、ヨーロッパのダンス・マーケットに参入。同年、ケリーはフランスのDJデヴィッド・ゲッタ の「ラヴ・テイクス・オーヴァー (英語版 ) 」にヴォーカルとして客演参加。この楽曲がヨーロッパ市場を中心に世界的大ヒットを記録したことにより、ケリーにはヨーロッパを中心に「エレクトロ・ハウス の新ディーヴァ 」という新たなイメージが生まれた[ 1] 。
2010年に入り、ケリーはエレクトロ・ダンス路線の「コマンダー」や、R&B基調の「モチベーション」をリリースし、それらが収録されたサード・アルバムの『ヒア・アイ・アム (英語版 ) 』を2011年に発売した[ 1] 。2013年には、アルバム『Talk a Good Game』を発売し、シングルの「Kisses Down Low」、「Dirty Laundry」がヒットした。
2014年5月にタレント・マネージャーのティム・ウェザースプーンと結婚[ 4] 。同年11月と2021年に出産し、2人の男児がいる[ 4] 。
今日までに、ケリーはソロ・キャリアにおいて全英シングルチャートにてトップ20に11曲を送り込み、また2曲のナンバーワン・ヒットを含め、7曲のトップ10ヒットを持っている。加えて、ケリーはこれまでに世界で400万枚のアルバムと、1700万ユニットのシングルを売り上げている。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
『シンプリー・ディープ』 - Simply Deep (2002年)
『ミス・ケリー』 - Ms. Kelly (2007年)
『ヒア・アイ・アム』 - Here I Am (2011年)
Talk a Good Game (2013年)
脚注
参考文献
シンプリー・ディープ (ライナーノーツ). ケリー・ローランド. ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル . 2002.
ミス・ケリー (ライナーノーツ). ケリー・ローランド. ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル. 2007.
ヒア・アイ・アム (ライナーノーツ). ケリー・ローランド. ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル. 2011.
外部リンク
スタジオ・アルバムと そのシングル
編集・企画アルバム
『シンプリー・ディープ/ミス・ケリー:デラックス・エディション』
『ワーク:ザ・ベスト・オブ・ケリー・ローランド』
『プレイリスト:ザ・ベリー・ベスト・オブ・ケリー・ローランド』
EP と そのシングル
アルバム未収録シングル フィーチャリング・シングル(括弧内は共演者と収録アルバム) プロモーション・シングル チャリティー・シングル その他チャート曲(括弧内は収録アルバム) サウンドトラック ビデオ コンサートツアー 関連項目
旧メンバー スタジオ・アルバムと そのシングル
編集・企画アルバムと そのシングル
EPレコード フィーチャリング参加括弧内は共演者と収録アルバム。★はシングルあり サウンドトラック参加 ビデオ コンサートツアー 関連項目