ケイト・ハドソン
ケイト・ギャリー・ハドソン(Kate Garry Hudson, 1979年4月19日 - )は、アメリカ合衆国の女優。 来歴生い立ちカリフォルニア州ロサンゼルス出身。母はイングランド系とハンガリーのユダヤ系アメリカ人の女優ゴールディ・ホーン、父は歌手のイタリア系のビル・ハドソン[1]。両親は本人の幼少時に離婚。その後母親は、俳優のカート・ラッセルと同棲。現在に至るまで彼を父親として公表している。 実兄は俳優のオリバー・ハドソン。義理の弟(カート・ラッセルと元妻の子)と異父弟と異母弟妹がいる。 キャリア子役時代の1990年に『ホーム・アローン2』に合唱隊のメンバーの1人として出演しており、公開から30年以上が経過した2024年現在でもテレビ局などが同映画を放映する度に10セント(日本円で約15円)の再放送出演料を受け取っていることを自身のポッドキャスト番組にて明らかにしている[2]。 1998年に『Ricochet River』にて本格的に映画デビューを果たした。同年公開の『200本のたばこ』で演技を絶賛される。2000年に『あの頃ペニー・レインと』でゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞、アカデミー助演女優賞にもノミネートされた。 『10日間で男を上手にフル方法』や『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』といったロマンティック・コメディ作品のヒットが多く、新ラブコメの女王と評されている。 2007年に短編映画『Cutlass』で映画監督デビューを果たす。2008年にピープル誌の「最も美しい100人」に選ばれ、表紙を飾った。 私生活2000年にブラック・クロウズのクリス・ロビンソンと結婚し、2004年1月7日に長男(ライダー・ラッセル・ロビンソン)を出産。2006年8月14日に破局が発表され、同年11月17日に離婚[3]。 クリス・ロビンソンと離婚前に『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』で共演した俳優のオーウェン・ウィルソンと交際を始め、2007年5月に破局(その後オーウェンの自殺未遂となる)。2007年には俳優ダックス・シェパードと、2008年には再びオーウェン・ウィルソンや自転車レース選手のランス・アームストロングらと浮名を流した[4] 。2009年5月に野球選手のアレックス・ロドリゲスと交際を始めたが、同年12月に破局。 2006年、ハドソンは自身が摂食障害で酷く痩せ細っていると報道したタブロイド紙National Enquirerに対して訴訟を起こした。ハドソンは当該記事は「見えすいた嘘」であり、悪意のある記事が多感な時期の若い女性に与える影響を心配していると声明を出した[5]。National Enquireはハドソンに謝罪と賠償を行なった[6]。 2010年、ロックバンド『ミューズ』のボーカル、マシュー・ベラミーと交際を開始し[7][8]、2011年4月に婚約[9]、同年6月に男の子を授かった[10]。2014年に婚約破棄を発表したが[11]、ハドソンとベラミーの間柄は息子と共に良好で共同親権を有している[12]。 2018年10月、かねてから交際していたボーイフレンドで日系4世のミュージシャン、ダニー・フジカワとの間に女児が誕生した。ダニーの曽祖父母のヒコザ・フジカワ (1902-1987)とユー・ノムラ (1902-1960)がともに東京出身の日本人移民で[13]、祖父は外科医、法律事務所を営んでいた父親が晩年ハドソンの友人サラ・フォスターの母親と内縁関係だったことから知り合った[14][15]。 出演作品映画
テレビ
参照文献
外部リンク |