グレン・パーキンス
グレン・ウェストン・パーキンス(Glen Weston Perkins, 1983年3月2日 - )は、アメリカ合衆国ミネソタ州セントポール出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。愛称はペルク[1]。 経歴2004年のMLBドラフト1巡目(全体22位)でミネソタ・ツインズから指名され、プロ入り[2]。 2006年9月21日にメジャーデビューを果たし同年、4試合に登板[2]。 2008年はAAA級ロチェスター・レッドウイングスで開幕を迎えたが、5月10日に故障者リスト入りしたスコット・ベイカーに代わりメジャー昇格を果たし、先発ローテーション入りを果たした[3]。チーム最多タイの12勝を記録した[2]。 2010年にリリーフへ転向し、13試合に登板したが、防御率は2年連続で5.80を超えた[2]。 2011年はリリーフ陣の一角として65試合に登板し、防御率2.48という好成績を残した[2]。この年から、奪三振が投球イニングを上回るようになり以後、2014年まで4年連続で継続中である (2014年度シーズン終了時) 。これらの好投ぶりが評価され、オフに球団の最優秀投手賞、同カムバック賞を受賞した[4]。 2012年3月8日に翌年から3年1030万ドル (2016年は450万ドルのオプション) でツインズと契約を延長した[5]。 この年もセットアッパーとして起用されたが、シーズン途中でクローザーにコンバートされて16セーブを挙げた[2]。被本塁打が前年の2本から8本まで増えたが、防御率は2.56と前年に近い水準の数値をキープした。また、奪三振率が10を超えた。 2013年開幕前の2月27日に第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国代表に選出された[6]。 シーズンでは、開幕から抑えに定着した。前半戦で21セーブをマークしてオールスターに選出され、チームからボーナスを支給された[7]。最終的には61試合に登板して、ア・リーグ9位の36セーブ、60試合以上の投げたシーズンでは自己最高の防御率2.30をマークした[2]。また、ホームでは防御率1.62と好投した[7]。 2014年3月14日にツインズと新たに総額2217万5000ドルの4年契約(2018年・650万ドルのオプション付き)を結んだ[8]。この年も抑えとして、ア・リーグ6位となる34セーブをマーク、4年連続で60試合以上に投げたが、防御率は3.65まで悪化した[2]。 2015年シーズン前半は抑えとして、28回のセーブ機会をすべて成功という成果を残した。オールスターにも3年連続で選出された[9]。しかしシーズン後半は故障もあり、オールスター後の防御率7.32と大きく調子を落とした[10]。通年では60試合でマウンドに登り、防御率3.32・3勝5敗・リーグ8位タイ且つ3年連続30以上となる32セーブを記録した[2]。なお、被本塁打は2年連続で増加して9本浴びた。 2016年は2試合に登板して防御率9.00を記録していたが、肩に不調が生じ、6月の検査の結果、残りのシーズンを欠場して手術を受ける必要性が発生し、そのまま離脱終了となった[11]。 2017年11月2日にFAとなり[12]、2018年1月23日に引退を表明した[13]。 投球スタイル94~97mphのフォーシームと82~86mphのスライダーの2つで全投球の8割以上を占める。その他には、93~97mphのツーシームも投げる。先発時代はカーブ、チェンジアップもよく投げていたが、2011年からはほぼ前述の3球種しか投げていない[14]。 詳細情報年度別投手成績
記録代表歴背番号
脚注
関連項目外部リンク
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