グリュックスガス・シュタディオン
ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン(Rudolf-Harbig-Stadion)は、ドイツザクセン州ドレスデンにあるサッカースタジアム。3.リーガ・SGディナモ・ドレスデンのホームスタジアムである。地元出身の陸上中距離選手、ルドルフ・ハルビッヒに因んでいる。 概要1923年6月に「ドレスデナー=カンプフバーン」として完成、1937年に「イルゲン=カンプフバーン」に改称した。1945年2月のドレスデン爆撃で破壊されたが、1951年9月に「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」の名で陸上スタジアムとして再建した。1971年に東ドイツ政府当局により「ディナモ=シュターディオン」と改名させられたが、1990年のドイツ再統一により「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」の名称が復活した。2010年12月にバイエルンのエネルギー会社グリュックスガスが命名権を取得し「グリュックスガス=シュターディオン」に改称した。当初は2015年までの契約だったが2014年夏に契約を打ち切り、「シュターディオン・ドレスデン」となった。2016年2月25日にDDVメディアグループが2020年6月30日までの契約での命名権を取得、スタジアム名を「DDV-シュターディオン」としたが、こちらも早期に契約を打ち切った。2018年8月、コンズム・ドレスデンとドレーヴァク - シュタットヴェルケ・ドレスデンが共同し2021年までの契約で命名権を取得、スタジアム名を「ディナモ=シュターディオン」か「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」とする案がファンに対して提案され、投票により「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」と決定した。 国際サッカー連盟(FIFA)およびドイツサッカー連盟(DFB)のスタジアム基準に適合させるため、2007年より改築が行われ、2009年に球技専用スタジアムとしてリニューアルした。 2010 FIFA U-20女子ワールドカップ、2011 FIFA女子ワールドカップでは試合会場となった。ワールドカップ期間中は会場周辺でのFIFA公式スポンサー以外の企業名・商標の露出は禁じられるため、旧称の「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」と呼称された。 ギャラリー外部リンク |
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