グランドスラム (ロックバンド)
GRAND SLAM(グランドスラム)は、日本のハードロック・バンド。 来歴1989年12月に結成。初期メンバーだった加藤(リアクション)・白田(ラジャス、プレゼンス)・吉川(44マグナム)・豊川(MAKE-UP)がそれぞれ実績のあるバンドに所属していたために、将来を嘱望されていたが、当時の日本のハードロックの市場の縮小や、諸般の事情により、1996年末に解散を発表し、1997年2月に渋谷公会堂で解散ライブを行った。 2014年11月9日、代々木ザーザズーで白田と吉川により“GRAND SLAM NIGHT”ライヴが行われた。サポートに本間大嗣(Ds)、清水賢治(Kb/ザ・ラヴロック・ヴァイオレント)、ヴォーカリストにSTEVIE(Vo/44MAGNUM)、木村直樹(Vo/ザ・ラヴロック・ヴァイオレント)、スペシャル・ゲストのkyo(Vo/D'ERLANGER)が出演した[1]。 2019年発売の「BURRN! JAPAN Vol.15」にて白田がインタビューで語ったところによると、解散の理由は金銭的な問題と白田のソロ活動が少なからず影響があったとされる[2]。一方で純也は前述のBURRN! JAPAN Vol.15の白田のインタビューを読んだ上で、解散の理由の一つに、純也の作詞、吉川の作曲数の多さによる印税収入の多さに対して白田の作曲数の少なさによる印税収入の少なさをメンバーが心配していた事を明かしていたが、後に純也が自身のSNSアカウントで明かしたところによると、解散後に音楽の世界から足を洗ったのは業界関係者に対する人間不信に陥った事が原因であるとした[3]。 バンドのリーダーでメインソングライターだった吉川も、マネージャーをはじめとした業界関係者との齟齬や裏切り行為が続いた事で人間不信となり、後期に日清パワーステーションでライブを行った際にリズムが身体に全く入ってこないほど精神的な疲労を感じ取った事で解散を決意したという。解散後には純也同様、音楽業界から距離を置くこととなり、2002年、2008年に44MAGNUMが再結成した際にも本格的に音楽活動を再開するのに腹を括ることが出来ず、2012年に知人の紹介でコピーバンドでベースを演奏したことをキッカケに音楽活動を本格的に再開したことを明かしている[4]。 2022年には吉川、白田のオリジナルメンバーとボーカルにEARTHSHAKERの西田昌史を迎えて再結成をし、2022年8月、2023年3月にそれぞれ新横浜NEW SIDE BEACH!!にて計4公演行ったが、2023年7月29日にギタリストの白田の急逝[5][6][7][8][9][10][11]により今後の活動が未定となっている。 メンバー
元メンバーサポートメンバー
ディスコグラフィシングル
アルバム
ミニアルバム
ベストアルバム
ライブアルバム
ビデオ
タイアップ一覧
脚注
関連項目外部リンク
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