「グウィニヴィア」(Guinnevere)は、クロスビー、スティルス&ナッシュが1969年に発表した楽曲。邦題の表記はワーナーミュージック・ジャパンの公式サイトに拠る[1]。
概要
作者のデヴィッド・クロスビーはインタビューで次のように答えている。「何しろ普通じゃない曲だね。拍子も変だし、チューニング(EBDGAD)もすごく変わっている。僕がこれまでに愛した3人の女性からこの曲は生まれた。ひとりはクリスティーン・ヒントン。昔から付き合っていた恋人で交通事故で亡くしてしまった。ひとりはジョニ・ミッチェル。そしてもうひとりは自分でも分からない誰か。おそらく僕のベストソングだろう」[2]
1968年6月26日にデモを録音。ジェファーソン・エアプレインのジャック・キャサディがベースを弾き、サイラス・ファーヤーがブズーキを弾いた[3]。このデモ・バージョンは1991年に発売されたボックス・セット『CSN』に収録された。
1969年5月29日発売のクロスビー、スティルス&ナッシュのアルバム『クロスビー、スティルス&ナッシュ』に収録。
アーサー王の王妃、グィネヴィアの通常の英語表記は「Guinevere」であるが、クロスビーは「n」を一つ増やし「Guinnevere」と綴っている。
演奏者
別バージョン
- 1968年6月26日に録音したデモ音源。ベースにジャック・キャシディが参加。
- 1969年8月18日、ウッドストック・フェスティバルの出演したときの音源[4]。
- 1970年9月11日放映。クロスビーはグラハム・ナッシュと二人で出演し、計7曲演奏した[5]。
- 1974年に行われたツアーの音源。
- 2012年のライブ音源。
カバー・バージョン
- マイルス・デイヴィス - 1970年1月27日に録音。1979年発売のコンピレーション・アルバム『Circle in the Round』に収録された。1998年発売のボックスセット『The Complete Bitches Brew Sessions』にも収録された。
- ハービー・マン - 1970年9月〜11月に録音。1971年発売のアルバム『Memphis Two-Step』に収録された。
- Paul Horn - 1974年発売のアルバム『Dida』に収録。*LP
- Laura Martier and The John Toomey Quartet - 2001年発売のアルバム『Intersection』に収録。
- D*Note featuring Beth Hirsch - 2006年発売のアルバム『Laguna』に収録。
- Mark Soskin - 2020年発売のアルバム『Everything Old Is New Again』に収録。
- Christian Scott - 2020年発売のアルバム(ライブ)『Axiom』に収録。
- Fire In Her Eyes - 2020年にシングルとして収録。*mp3
- Richard Dworsky - 2021年発売のアルバム『Back To The Garden』に収録。
脚注
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ライブ・アルバム | |
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コンピレーション・アルバム | |
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楽曲 | |
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