クレルモン・フット
クレルモン・フット 63(Clermont Foot 63)は、フランス・クレルモン=フェランを本拠地とするサッカークラブ。 歴史1911年、スタッド・クレルモン(Stade Clermontois)として発足。1946-47シーズン終了後に財政難を理由としてプロとして活動する資格を失くすものの、1966年に再びその資格を得た。1984年、ASMとの合併により、クレルモン=フェランFC(Clermont-Ferrand Football Club)と改称した。 1990年、「クレルモン・フット」に名称を変更。1993年には初めて5部リーグに昇格し、その翌年には4部リーグに昇格を果たした[2]。 2014年5月7日、フランスの男子プロサッカーリーグで初の女性監督としてエレナ・コスタが就任した[3][4]。しかし、6月23日にエレナ・コスタの監督就任辞退を発表[5]。6月28日、またしても女性監督としてコリン・ディアクルが就任した[6]。 2016年6月にはそれまで期限付き移籍でクレルモンに加入していたセネガル代表のファマラ・ディエディウをレンタル元のソショーから38万€の完全移籍で獲得した。クレルモンはクラブ発足以降、移籍金なしのフリー移籍、下部組織からの昇格、期限付き移籍などで補っていたので移籍金を支払って選手を獲得したのはこれが初めてであった。なお、クレルモンはディエディウを獲得した翌日にアンジェに160万€で売却しており、単純計算で約120万€の利益を生み出した[2]。 2019年3月4日、スイス人投資家のアフメット・シェーファーによってクラブが買収されると、2019-20シーズンは特別なシーズンとなった。アドリアン・グルビッチは得点ランキング2位となる17ゴールを決め、リーグ戦12試合連続無敗を記録し、チームもリーグ・アンへの直接昇格が可能な上位2チームと勝ち点3差の5位(勝ち点50)に位置していた。しかし、シーズン中に起きた新型コロナウイルスの世界的流行によってシーズンは突如閉幕。試合による収入を獲得できず財政的に厳しい状況に追い込まれた[7]。それでも、2020-21シーズンにはリーグ・ドゥで2位となり、クラブ史上初となるリーグ・アン昇格を果たした[8]。 初の1部リーグ挑戦となった2021-22シーズンは17位で終えて辛うじて残留するも、前シーズンのリーグ・アン王者であるLOSCリールやオリンピック・マルセイユ、OGCニース、スタッド・レンヌなど上位クラブ相手にも確かな勝利を収めた[2]。 2022-23シーズンの夏にはコムネン・アンドリッチとマテウシュ・ヴィテスカを完全移籍で獲得[9][10]。ディエディウ以来となる移籍金を支払う形で選手を獲得すると、チームはトップハーフとなる8位でシーズンを終えた。 タイトル国内タイトル
国際タイトル
過去の成績
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
ローン移籍
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手→詳細は「category:クレルモン・フットの選手」を参照
GK
DF
MF
FW
脚注
外部リンク |