クリスマスの12日間クリスマスの12日間(クリスマスのじゅうににちかん、英語: Twelve Days of Christmas)はクリスマスを祝う歌のひとつで、クリスマスから公現祭までの「クリスマスの12日」に毎日貰った贈り物について歌っている。1780年にイギリスで歌詞が作られて、現在のメロディーは1909年のフレデリック・オースチン(en:Frederic Austin)が民謡から取ったという[1][2]。 歌詞当楽曲の歌詞は「つみあげうた」の形を取っている。 1. 中略。 12. 12番の歌詞の日本語訳(一例) クリスマスの12番めの日に私の恋人が私にくれた 英語の歌詞は韻を踏むことが優先されているので、日本語に訳すと意味が奇妙になるところも多い。なお、11番に登場する「pipers」は特にバクパイプ等の笛吹きを指すことが多い。10番に登場する「lords」は「領主」や「君主」などの訳も見られる。5番の「golden rings」は北アメリカでよく見られる歌詞だが、本家・英国では「gold rings」となっている。4番に登場する「calling birds」は米国で主に使われる歌詞で、英国では「colly birds」(「煤けた黒い鳥」の意味でムクドリの一種)とされることが多い。2番に登場する「turtle doves(キジバト)」は、英語圏では仲の良い夫婦やカップルに例えられる鳥(日本で言うところのオシドリに近い)であるため「2羽」である。 a-leapingなど「a+現在分詞」は進行形の古形であるが、ここでは音節数を合わせるために、直前の名詞が単音節の場合に限りa-の形を採用し、直前の名詞が2音節の場合はa-をつけていない。また、12番から9番までの贈り物の順序が違う歌詞もある。1~12番の「my true love sent to me」を「my true love gave to me」とする歌詞もある。 なおそれぞれの数字に意味があり、例えば10人の貴族は十戒、1羽のヤマウズラはイエスを隠喩する。 替え歌この歌は替え歌が多数ある。 ハワイでは、マグーン、ケニー、フェルプス三者(Eaton Bob Magoon, Jr., Edward Kenny, and Gordon N. Phelps)作詞のハワイの文物を詠みこんだ『クリスマスの12日間、ハワイアン・スタイル』が盛んで、クリスマス時期に子供たちのコンサートなどでジェスチャー入りでよく歌われる。歌詞は「「Numbah one day of Christmas my tutu gave to me.」で始まり、ハワイ語で「tutu」はおじいさん・おばあさんの意味[3][4]。 ユーチューバーでプロボクサーのJake Paulによる替え歌とそのMVも有名で、five golden ringsの代わりに音がよく似たランボルギーニが登場する。 脚注関連項目 |
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