クリスタニアRPGクリスタニアRPGは、ファンタジー世界のクリスタニア大陸において獣人となって遊ぶテーブルトークRPGである。グループSNEがデザインしており(世界デザインは水野良)、角川書店およびメディアワークスから出版された。 クリスタニア大陸はフォーセリア世界の一部である。しかし、ロードス島RPGやソード・ワールドRPGとは、時代や場所などが隔絶している。 世界設定→「クリスタニア」を参照
ルールクラスファンタジーRPGでよく見かける、戦士(ウォリアー)、魔法使い(ソーサラー)といった職業(クラス)別のキャラクター制である。これにクリスタニア独自のビーストマスターというサブクラスを付与することにより、戦士がビーストマスター固有の魔法(タレント)を使用したり、魔法使いが肉弾戦で活躍するといったことが可能になる。
行為判定行為判定システムは、基本的には100ダイス(1d100 または 2d10)によるパーセンテージロールであり、修正を加えた目標値以下の値の出目が出ると成功となる。また、修正を加えた目標値の1/10以下(端数切捨て)の出目を出した場合は、クリティカル(大成功)扱いとなる。修正後の目標値が9%以下であっても、01から10の出目は成功となり、01の出目は目標値が9%以下であってもクリティカルとなる。また逆に、00(100)の出目は、目標値が100%を超過していてもファンブル(大失敗)となる。 戦闘時の命中判定で大成功した場合は、与えるダメージが2倍になる。 集中力ロードス島RPGと同様に各キャラクターは「集中力」の能力値を持つ。 行為判定後に、集中力の判定を行い成功した場合は、判定結果を1段階を上げる(下げる)ことができる。つまり、成功の判定で集中力判定に成功した場合は大成功の効果を得られる。しかし、あくまでも1段階のみであり、失敗した判定に集中力判定を行って成功した場合にでも、その行為判定は成功になるだけで、大成功にはならない。大失敗になった判定は集中力の判定に成功しても、通常の失敗になるだけである。 ルール種別3種類のルールが発表/発売されている。 クリスタニアコンプティーク誌の別冊付録として掲載されたルール。 コンプティーク誌にて、ロードス島戦記リプレイの後を継ぐ形で連載されたクリスタニア・リプレイで使用されたルールを取りまとめたもの。ルールそのものも、ロードス島戦記 コンパニオンと類似している。 経験値を獲得した際にプレイヤーが基本クラスとサブクラスに任意の割り合いで振り分け、基本クラスとサブクラスで個々にレベルアップするようになっていた。 クリスタニア コンパニオン角川書店から、ムック形式として出版された。ISBN 978-4047140097。 別冊付録をブラッシュアップしたもの。基本クラスとサブクラスの個別レベルアップは無くなった。 1レベルから5レベルのキャラクターに対するルール(魔法など)が記載されている。 クリスタニアRPGメディアワークスから出版された。プレイヤーブック、ゲームマスターブック、シナリオブックの3冊が箱入りで販売された。ISBN 978-4073010845。(ブッキングが、復刻出版している。1冊に合本してあり、内容は変わらない。ISBN 978-4835442372 。※エラッタ修正なし) クリスタニア コンパニオンをブラッシュアップしたものとなっている。対応するキャラクターのレベルは10レベル(最高レベル)までとなっている。 リプレイ
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