クラシミール・バラコフ
クラシミール・バラコフ(Красимир Балъков, 1966年3月29日 - )は、ブルガリア出身の元サッカー選手、サッカー指導者。 クラブ経歴地元のFKエタル・ヴェリコ・タルノヴォを経て、1990年にポルトガルのスポルティングCPに移籍。スポルティングでは1994-95シーズンにポルトガルカップで優勝した。 1995-96シーズンにドイツのVfBシュトゥットガルトへ移籍[2]。1996-97シーズンにはドイツカップで優勝し、リーグ戦も4位という成績で終えた。この時の2トップのエウベル、フレディ・ボビッチ、トップ下のバラコフから成る攻撃陣は「マジック・トライアングル (magischen Dreiecks)」と呼ばれた[3][4]。1997-98シーズンにUEFAカップウィナーズカップで準優勝、2002-03シーズンのリーグ戦ではUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の2位へと導き[2]、同シーズンで現役を引退した。 代表経歴ブルガリア代表としては1988年11月2日に行われた1990 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のデンマーク代表戦でデビュー[1]。 FIFAワールドカップに2度 (1994・1998年) 、UEFA欧州選手権に1度 (1996年) 出場。中でも1994年ワールドカップアメリカ大会ではフリスト・ストイチコフやエミル・コスタディノフといった前線の攻撃陣を巧みに操ると共に、「マラソンマン」と呼ばれた同じMFのヨルダン・レチコフと共に豊富な運動量で守備でも活躍を見せ、チームの準決勝進出に貢献した。 その後、2003年4月30日に行われた国際親善試合のアルバニア代表戦までプレーし、通算92試合に出場して15得点を挙げた[1]。 引退後引退後はシュトゥットガルトのアシスタントコーチ[2]、オーバーリーガ(4部)のVFCプラウエンの選手兼監督を経て、2006年1月からスイスのグラスホッパーズで監督としてのキャリアをスタートさせた。 クロアチアのハイドゥク・スプリトの監督を経て、2012年3月、1.FCカイザースラウテルンの監督に就任した[5]。当時のカイザースラウテルンは降格争いの渦中にあり、ブンデスリーガ2部への降格が決まると、同年5月に解任された[6]。 2018年1月、エタル・ヴェリコ・タルノヴォの監督に就任した[7][8]。 代表歴出場大会試合数
タイトル選手時代
脚注
外部リンク
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