クラウディオ・ピサーロ
クラウディオ・ミゲル・ピサーロ・ボシオ(Claudio Miguel Pizarro Bosio、1978年10月3日 - )は、ペルー・カヤオ出身の元サッカー選手。元ペルー代表。ポジションはFW。 1999年から2016年までペルー代表として活躍した。ブンデスリーガの外国人の最多出場記録保持者であり、ロベルト・レヴァンドフスキに次ぐブンデスリーガの外国人の最多得点記録保持者でもある。 また、ブンデスリーガ記録となる1999年から2021年にかけての21年連続得点を記録している。 経歴クラブ1996年、母国ペルーのデポルティーボ・ペスケロにてプロデビュー。1998年にはアリアンサ・リマへと移籍すると2シーズンに渡りチームを支える働きをし、1999年にドイツのヴェルダー・ブレーメンに引き抜かれた。ブンデスリーガ初シーズンを25試合10得点という成績を残し、同年のペルー最優秀選手に選出された。翌シーズン序盤は不振だったものの、シーズン後半に16試合15得点の活躍、終わってみればリーグ3位の19得点を記録し、シーズン終了後にFCバイエルン・ミュンヘンに移籍。バイエルンでも加入から5シーズン連続の二桁得点を達成、クラブのタイトル獲得に貢献した。 2007年、プレミアリーグのチェルシーFCに移籍する。開幕戦でいきなりゴールをあげたが、監督の交代(ジョゼ・モウリーニョからアヴラム・グラント)やニコラ・アネルカの加入により出場機会が減少。チャンピオンズリーグの登録メンバーから外されるなど、プレミアリーグ挑戦は上手くはいかなかった。 プレミアリーグ2008-09シーズン開幕のわずか1日前、2008年8月15日に古巣ブレーメンにレンタル移籍(期限は1年間)することが発表され、ブンデスリーガに復帰することになった。2008-09シーズンはリーガで17得点、カップ戦を含めると28得点を挙げるなど点取り屋として活躍した。2009年8月18日にブレーメンへ推定500万ユーロ(約6億7000万円)の移籍金で完全移籍した[1]。2009-10シーズンのUEFAヨーロッパリーグでは8試合で9得点を決め、SLベンフィカのオスカル・カルドソと並んで大会得点王に輝いた。2011-12シーズン終了後、ブレーメン退団を公言し、フリーで退団。 2012年5月、古巣のバイエルン・ミュンヘンに1年契約で移籍。2017年9月、1.FCケルンに1年契約で移籍[2]。 2018年7月29日にヴェルダー・ブレーメンと1年間の契約を結び、4度目となるクラブへの復帰が発表された[3]。2019年5月18日、ブレーメンとの契約を1年延長したが、7月19日に2019-20シーズン終了後の現役引退を表明した[4]。 2020年7月7日、正式に引退を表明した[5] 引退後2020年9月16日、バイエルン・ミュンヘンのフロントに入閣し、チームアンバサダーに就任したことが発表された[6]。 代表ペルー代表では1999年2月のエクアドル戦にてデビューを飾るも、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイといった強豪ひしめく南米という土地柄もあり、ワールドカップ出場は果たせなかった 。因みに代表は2018年に36年振りに出場している。 エピソードタイトル
脚注
外部リンク
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