ギャビ・ガルシア
ギャビ・ガルシア(Gabi Garcia、1985年11月17日 - )は、ブラジルの女性総合格闘家、柔術家。リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ出身。キングスMMA/TEAM ALLIANCE所属。ブラジリアン柔術黒帯。ガビ・ガルシアとも。 来歴ファビオ・グージェウに師事してブラジリアン柔術の指導を受け、世界柔術選手権で9回優勝、アブダビコンバットで3回優勝を果たす。2013年の世界柔術選手権で全米アンチドーピング機関(USADA)が行ったドーピング検査によってクロミフェンの陽性反応を示し、同選手権の結果が失格に変更された。失格処分にはなったものの、出場停止等の処分が科せられなかったのは、クロミフェンは女性に対してはドーピング効果があまりないのではとみなされており(ゴナドトロピンなど男性のみが禁止対象の薬物もある)、全米アンチドーピング機関は過去にもクロミフェンが検出された女性アスリートには軽目の処分を下している[1]。 2024年7月27日、『B-Team Jiu Jitsu』のyoutube[2]で昔からステロイドを使用していたと告白。「本当に?」と驚いた司会者に対し「使ってたわよ、いつもじゃないけど。試合の時にはやめてた。だって捕まるのがわかっていたからね」と語った[3][4]。 総合格闘技2015年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYSで総合格闘技デビューをし、レイディー・タパにバックハンドブローからのパウンドでTKO勝利を収めた。 2016年4月17日、RIZIN.1でアンナ・マリューコヴァと対戦し腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。 2016年9月25日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 開幕戦でデスティニー・ヤーブローと対戦しV1アームロックで一本勝ちを収めた。 2016年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント FINAL ROUNDで堀田祐美子と対戦しパウンドでTKO勝利を収めた。 2017年12月29日に予定されていたRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 2nd ROUNDでの神取忍との試合は、契約体重の95kgを12.7kgもオーバーしたため、中止となった。神取は試合の実現を叫んだが、統括本部長を務めた高田延彦は「現状ではやらせるわけにはいかない限界点に来ています。非常に危険も伴います」と見解を示した[5]。関係者への聞き取り調査により、怠慢による体重オーバーではないことが確認されたため、試合中止に伴うペナルティーなどは課されない方向であった[6]。 2018年5月12日、北京で行われたROAD FC47でヴェロニカ・フーチナ(ロシア)に1R裸絞で勝利[7]。 2018年12月31日、RIZIN.14でバーバラ・ネポムセーノと対戦し、アームロックで一本勝ち。 戦績総合格闘技
キックボクシング
脚注
関連項目外部リンク
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