キルタンサス

キルタンサス
キルタンサス・マッケニー
Cyrtanthus mackenii
キルタンサス・サンギネウス
Cyrtanthus sanguineus
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
亜科 : ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
: キルタンサス連 Cyrtantheae
: キルタンサス属 Cyrtanthus
学名
Cyrtanthus
和名
フエフキズイセン(笛吹水仙)
英名
Fire Lily
  • 本文参照

キルタンサス、キルタンツス(学:Cyrtanthus)はヒガンバナ科に含まれる属の一つ。または、キルタンサス属に含まれる植物の総称。

特徴

南部アフリカが原産地の秋植え、もしくは春植えの球根植物である。花筒が目立つ細長い花を咲かせ、種によっては花筒の部分に湾曲がみられる場合もある。常緑性の植物ではあるが、環境によっては休眠する場合がある。中でもマッケニー種(C.mackenii)は、冬でも花を咲かせる種で、冬の花壇の彩りとして用いる事が出来る[1]。また、花茎の先端にまとまった花をつけるので賑やかな印象を受ける。耐暑性、耐寒性ともに比較的強く、丈夫な花である[2]

栽培方法

球根の植え付けは3〜4月か10月〜11月頃に行う。夏咲きの種の花期は5〜8月頃で、冬咲きの種の花期は12〜1月頃にあたる。休眠期を除いて施肥は二週間に一度の頻度で行う。休眠期に入った場合、灌水、施肥は控えめでよい。加湿状態にならないようにする。病害虫には非常に強く、これといったものはない[1][2]

名称について

属名 Cyrtanthus は、ギリシャ語で cyrt(曲がった)+Anthos(花)が由来である。また、花の形状に因む[2][3]

脚注

  1. ^ a b キルタンサスとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)」『みんなの趣味の園芸』。2025年1月28日閲覧。
  2. ^ a b c キルタンサス|園芸植物小百科|育て方|花の写真”. flower365.jp. 2025年1月28日閲覧。
  3. ^ GKZ植物事典・キルタンサス・マッケニー”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2025年1月28日閲覧。

 

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