キャラサミ
キャラサミは、萌えキャラクターとその運営者を集め、横の繋がりを強化し、現代のサブカルチャーを発展すべく設立された日本の団体[1]である。正式名称を「萌えキャラ学会」[2]と称し、(自称)萌えキャラ学会、キャラクター・サミットとも通称される。キャラサミは、通称の省略形に過ぎない点に注意されたい。 概要神戸新聞社の求人広告より派生した、いまいち萌えない娘や、東北ずん子の運営関係者らが発起者となり、地域に根ざす、あらゆる萌えキャラ達を応援するためのプロジェクトとして、2014年に発足した団体である。 地域振興を担う萌えキャラに限らず、企業や自治体の萌えキャラも加盟対象に含まれる。しかしながら、加盟を申請するプロセス[注 1]自体は難しくないものの、承認を受けるには複数の条件を全て満たす必要があり、条件を満たしても、会員として相応しくない場合は承認されない場合もある。具体的には、TINAMIによると、全国に点在する、いわゆるご当地キャラクターは2017年現在で3000体を超え[注 2][3]、学研ホールディングスにより開催された、2016年度の萌えキャラグランプリ[4]においてエントリーされた著名な萌えキャラに限定しても総勢200体を超える[5]状況の中、キャラサミに加盟しているキャラクターは、その僅か半数にも満たない。 参加資格加盟に必要とされる主な条件[6]は以下の通り。
キャラサミに在籍するキャラクターには相互協力関係が築かれ、共同でイベントを開催するなど、積極的なコラボレーション活動が行なわれる。 名称キャラクターの運営者が互いに知恵を貸し合い、情報を供出、共有しつつ、キャラクターの運用手法について研究し、研鑽を高め、日本におけるサブカルチャーの発展を目指す組織であることから学会を冠する。しかしながら日本学術会議や日本学術協力財団によって指定された、国の公的な学術団体ではなく、商業団体でもない。 SNSなどでは、もっぱら通称(キャラサミ)が用いられ、(自称)萌えキャラ学会による何らかの催しや、メディア上での表記を除き、学会名称で呼ばれる例は少ない。 会員キャラサミにおいては、会員が、運営者名ではなくキャラクター名で管理されている。 当然ながら、キャラクター1体につき運営者が1人とは限らないため、活動に参加している人間の数は決して少なくない。 むしろサブカルチャーを扱う学術団体としては大規模な組織と言える[誰?]。 会員リストは外部サイトを参考のこと。また、Wikipediaに記事のあるキャラクターについてはCategory:キャラサミに記載がある。 年表
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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