ガブリエル・ゴンザーガ
ガブリエル・"ナパオン"・ゴンザーガ(Gabriel "Napão" Gonzaga、1979年5月18日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。リオデジャネイロ州出身。チーム・リンク所属。 ニックネームは「ナパオン」。ポルトガル語で「大きな鼻」の意であり、何が起きるのか嗅ぎ分けることができる第六感を持っているという意味を持つ[1]。 来歴14歳からワンダー・ブラガの下でブラジリアン柔術を始め、15歳でブラジル選手権でタイトルを獲得。以来、ムンジアル、コパドムンドなど名だたるブラジリアン柔術の大会で活躍。 2003年9月13日、ブラジルで行われたJungle Fight 1でファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦し、3RでTKO負け。 2005年5月、アブダビコンバット99kg以上級に出場。2回戦でリコ・ロドリゲス、準決勝でマーシオ・"ペジパーノ"・クルーズに勝利するも、決勝でジェフ・モンソンに敗退し、準優勝。 UFC2005年11月19日、UFC初参戦となったUFC 56でケビン・ジョーダンと対戦し、右スーパーマンパンチでKO勝ちを収めた。 2007年4月21日、UFC 70でミルコ・クロコップと対戦。スタンドでもグラウンドでもほとんど何もさせず、最後は右ハイキックで失神KO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2007年8月25日、UFC 74のUFC世界ヘビー級タイトルマッチで王者ランディ・クートゥアと対戦。ハイキックでクートゥアの腕を骨折させるも、3RにマウントパンチによるTKO負けを喫し王座獲得に失敗した。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2008年1月19日、UFC 80でファブリシオ・ヴェウドゥムと再戦し、パウンドで2RTKO負け。その後はジャスティン・マッコーリー、ジョシュ・ヘンドリックスに連勝した[3]。 2009年3月7日、UFC 96で初参戦のシェイン・カーウィンと対戦し、パウンドでKO負けを喫した[4]。 2010年3月21日、UFC on Versus: Vera vs. Jonesでジュニオール・ドス・サントスと対戦し、パウンドでTKO負けを喫した[5]。 2010年10月23日、UFC 121でブレンダン・ショーブと対戦し、0-3の判定負け[6]。2連敗となりUFCからリリースされた。 UFC復帰2012年1月14日、UFC 142で負傷欠場したロブ・ブロートンの代役としてエドゥナルド・オリヴェイラと対戦し、1Rにリアネイキドチョークで一本勝ち[7]。 2013年4月13日、The Ultimate Fighter 17 Finaleでトラヴィス・ブラウンと対戦。ブラウンに組み付いて金網に押し込んだ所に肘打ちの連打を受けてKO負けとなった。しかし、リプレイ映像を見るとブラウンの放った肘打ちが数発ゴンザガの後頭部に入っているように見えたため、選手やファンの間でブラウンの反則ではないかという議論が巻き起こった。ゴンザガ陣営はFacebookで、「私は、あの肘打ちが完全に反則だったと思っています。負けたことではなく反則が受け入れられない。」と語り、ネバダ州アスレチック・コミッションに提訴したが却下され裁定は覆らなかった[8]。 2013年7月6日、UFC 162ではデイブ・ハーマンと対戦。ハーマンのローキックに対するカウンターとして放った右フックでダウンを奪い、パウンドでKO勝ちを収めた。 2014年1月25日、UFC on FOX 10でヘビー級ランキング8位のスティーペ・ミオシッチと対戦。終始スタンドの打撃で劣勢となり、判定負け。 2014年12月13日、 UFC on FOX 13でヘビー級ランキング14位のマット・ミトリオンと対戦し、TKO負け。 2015年4月11日、UFC Fight Night: Gonzaga vs. Cro Cop 2でミルコ・クロコップと再戦し、パウンドでTKO負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 Bare Knuckle Fighting Championship2019年10月9日に開催されたボクシングを素手で行うBKFC 8: Silva vs. Gonzagaで同じく元UFCランカーであったアントニオ・シウバと対戦。2RにKO勝ちを収めた。 戦績
獲得タイトル
表彰脚注
関連項目外部リンク |
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