カーニバル (ザ・バンドの曲)
「カーニバル」(Life Is a Carnival)は、ザ・バンドが1971年に発表した楽曲。リック・ダンコ、リヴォン・ヘルム、ロビー・ロバートソンの3人の共作で、アラン・トゥーサンがホーン・アレンジを担当した。 概要リック・ダンコとリヴォン・ヘルムがある日、アルスター郡ウッドストックにあるロビー・ロバートソンのスタジオを訪ねた。ロバートソンは書きかけの「トロントの安っぽいカーニヴァルや、お祭りの見世物小屋で働いていた時代をネタにした曲」[2]を二人に聞かせ、3人で詞とメロディを完成させた。マネージャーのアルバート・グロスマンは1969年にウッドストック近郊の集落ベアズヴィルに「ベアズヴィル・サウンド・スタジオ」をつくった。ここでザ・バンドは4枚目のアルバムのレコーディングを行った[3]。「カーニバル」はヘルムとダンコが二人でリード・ボーカルをとった。
1971年9月15日、アルバム『Cahoots』が発売[3]。本作はA面1曲目に収録され、また、同月にシングルカットされた[1]。シングルはビルボード・Hot 100で72位、カナダで25位を記録した。 1972年8月に発売されたライブ・アルバム『Rock of Ages』にライブ・バージョンが収録された。 1978年に発売されたサウンドトラック・アルバム『The Last Waltz』にライブ・バージョンが収録された。 2021年12月10日、『Cahoots』の「50周年2CDデラックス・エディション」と「50周年スーパー・デラックス・エディション」(5枚組)が発売される[5][6][7]。インストゥルメンタル・バージョン、ボブ・クリアマウンテンによるリミックス・バージョンなどが収録された。 パーソネル
脚注
参考文献
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