カラーズ (Colors)はアメリカのプログレッシブ・メタルバンド、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミー(以下「BTBAM」)の5枚目のスタジオアルバム。2007年9月18日にビクトリー・レコードよりリリース。本作品ではエクストリーム・メタルの範囲に限らず、ジャズ、アコースティックポップ、アリーナ・ロック、ブルーグラスなど、さまざまな異なる音楽の要素を引用している。彼ら自身は本作品の音楽性について「アダルト・コンテンポラリー・プログレッシブ・デス・メタル」と形容している[11]。
概要
録音は2007年5月にジェイミー・キングと共に地下のスタジオで行われた。本作は同バンドの作品でも評価が高く、初週で1万2600枚を売り上げ、Billboard 200で57位を記録するなど商業的にも成功を収めた。バンドが同チャートで100位以内を獲得したのは本作が初めてである[12]。元ドリーム・シアター(BTBAMの結成に大きく影響を与えたバンドでもある)のマイク・ポートノイは「Colors」をその年のフェイバリットに挙げている。PopMattersは「真に素晴らしい、この実験的でありながら絶対的価値を誇るアルバムが、新世代のバンドの可能性を提示してくれた。このままいけば、彼らは現代メタル界の英傑と成り得るだろう。」と評した。Ultimate-Guitar.comもまた「今年の最優秀アルバム」のメタル部門にこのアルバムを挙げている[13]。
2008年10月14日には本作のライブDVD「Colors Live」もリリースされた。
トラックリスト
クレジット
- Between the Buried and Me
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- ゲストミュージシャン
- プロデュース
- Jamie King, Between the Buried and Me
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脚注
- ^ Bower, Chad. “Between the Buried and Me - Colors”. About.com. 2012年11月26日閲覧。
- ^ Beringer, Drew (2007年9月18日). “Between the Buried and Me - Colors”. AbsolutePunk. 2012年11月26日閲覧。
- ^ Tahmasian, Michael. “Between the Buried and Me”. Mind Equals Blown. 2012年10月10日閲覧。
- ^ Rojas, Jerry (2007年9月15日). “Music Review: Between the Buried and Me — Colors”. Blogcritics. 2012年11月26日閲覧。
- ^ “Between the Buried and Me - Colors review”. Metal Storm (2008年4月17日). 2012年11月26日閲覧。
- ^ Begrand, Adrien (2007年11月1日). “Between the Buried and Me: Colors”. PopMatters. 2012年11月26日閲覧。
- ^ “Between The Buried And Me - Colors”. Punknews.org (2007年9月25日). 2012年11月26日閲覧。
- ^ Pertola, Aleksi (2007年9月28日). “Between the Buried and Me - Colors”. Rockfreaks.net. 2012年11月26日閲覧。
- ^ Greer, Nick (2007年9月5日). “Between the Buried and Me - Colors (album review)”. Sputnikmusic. 2012年11月26日閲覧。
- ^ “Colors Review”. Ultimate Guitar Archive. 2012年11月26日閲覧。
- ^ “Between the Buried and Me Post Studio Update”. Metalunderground.com. 2016年3月6日閲覧。
- ^ HIM, BETWEEN THE BURIED AND ME, THE BLACK DAHLIA MURDER First-Week Sales Revealed, Blabbermouth.net, September 26, 2007. Accessed September 27, 2007.
- ^ This year in Metal:2007, Ultimate-Guitar.com