カサンドラ・クレア
カサンドラ・クレア(Cassandra Clare、1973年7月27日 - )は、『シャドウハンター』シリーズなどで知られるアメリカ合衆国のベストセラー[1]作家。 私生活イランの首都テヘランにてアメリカ人の両親のもとに生まれる。子供の頃、スイス、イングランド、フランスなど各国を旅して回った。高校進学のためにロサンゼルスへ戻る。その後、タブロイド系エンターテインメント雑誌『ハリウッド・リポーター』で働いた[2]。 作家のホリー・ブラックとは友人同士で、互いの作品に共通するキャラクターを登場させるなどしている[3]。 シャドウハンターシリーズ→詳細は「en:The Mortal Instruments (series)」を参照
2004年、マンハッタンの景色にインスパイアされ、処女作『骨の街』(原題:City of Bones )の執筆に取りかかる。2007年にサイモン&シュスターより出版された。 クラリー・フレイ、ジェイス・ウェイランド、サイモン・ルイスらを中心に展開する現代ファンタジー『骨の街』は、刊行されるやニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにランクインした。続編『灰の街』(原題:City of Ashes )、『硝子の街』(原題:City of Glass )をもって三部作が完成した。2009年、第4作"City of Fallen Angels" の出版が発表され、2011年4月5日に刊行された[4]。 クレアは、「"City of Fallen Angels" はいわばシリーズの第二期にあたり、"City of Lost Souls" と"City of Heavenly Fire" の続編も考えている。第一期のキャラクターだけでなく新しいキャラクターも登場する予定である。」と述べている[5]。 2009年には、本シリーズと同一の世界で、かつシリーズより前の時代(ヴィクトリア朝期)を舞台とした新シリーズ"The Infernal Devices" の開始をアナウンスしている。このシリーズは"The Clockwork Angel" (2010年8月刊行)、"The Clockwork Prince" (2011年12月刊行)、"The Clockwork Princess" (2012年12月刊行予定)の三冊から構成される[6]。 本シリーズは、ユニーク・フィーチャーズとコンスタンティン・フィルムにより映画化の企画が進行していた[7]。『骨の街』を原作に[8]、脚本はジェシカ・ポスティゴが担当した[9]。リリー・コリンズが主役のクラリー・フレイ役を、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』に出演したジェイミー・キャンベル・バウアーがジェイス・ウェイランド役を演じた。 受賞・ノミネート歴
著書シャドウハンター
インファナル・デバイス三部作→詳細は「en:The Infernal Devices」を参照
The Dark Artifices Trilogy
短編
出典
外部リンク |
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