カイロ (軽巡洋艦)
カイロ(HMS Cairo, D87)は、1918年進水のイギリス海軍の軽巡洋艦。カーライル級。 艦歴1917年11月28日起工。1918年11月19日進水。1919年10月14日竣工。 最初はアジア方面に配備され、次いでアメリカ、地中海に配備された後、本国艦隊所属となった。 1938年から1939年にかけて防空巡洋艦へ改装された。 第二次世界大戦では北海やウェスタンアプローチで船団護衛などに従事したほか、1940年にはノルウェーの戦いに参加した。 1942年には地中海でハープーン作戦などに参加した。地中海でペデスタル作戦(マルタへの補給作戦)参加中の1942年8月12日夜、「カイロ」はイタリア潜水艦「アクスム」の雷撃を受けた。「アクスム」は4本の魚雷を放ち、「カイロ」のほか軽巡洋艦「ナイジェリア」とタンカー「オハイオ」にも命中した。「カイロ」には2本の魚雷が命中して大破し、乗員の救助後駆逐艦によって沈められた。 兵装の変遷
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