『オーバー・ザ・ウェイブ』(Over the Waves)は、東京ディズニーシーのドックサイドステージで開催されていたミュージカルショー。
概要
S.S.コロンビア号就航5周年を記念して始まった新たな船旅。ミッキーらがクルーを務める「ドリーム・クルーズ」で多くの客を招くが、そこにイタリアの母の元を目指す兄妹トニオとマリアが密航し、そこで起きる様々な騒動の様子を描くミュージカルショー[1]。2006年7月14日から2010年9月8日まで公演が行われていた[2]。2007年6月1日から、物語の内容が一部変更される。公演開始30分前より交響詩「海」の全編が前奏曲として使用されていた。
ガイドツアー「ディズニー・アカデミー」に参加すると3階デッキからショーのエキストラとして参加できた[1]。
登場キャラクター
- キャラクター
- アクター
- ダンサー
- マダム・カルティエ
- シニョーレ・フルッチョ
- スミス夫妻 (声:川久保潔 麻生美代子)
- ニック
- ジェシカ
- アーノルド
- キャロライン
- スー
- ティム
- S.S.コロンビアのクルーたち
CD
このショーの音源を収録したアルバムが『東京ディズニーシー オーバー・ザ・ウェイブ』として発売された。
解説
- このCDには、ショーで流されている音源がほぼ全て収録されている。ただし、ショー終了後流される"Sea of Dreams"については収録されていない。
- ショーに登場する人物の一部は生声で演じているが、このCDにはその音声も収録されている。
収録楽曲
- オーバー・ザ・ウェイブ
- シー・オブ・ドリームス Sea Of Dreams
- 乗客のテーマ Passenger's Theme
- ラジオ体操伴奏曲 Radio Taiso
- 海の彼方に Beyond The Sea
- 兄妹のテーマ Brother's Theme
- ゴナ・フライ・ナウ(ロッキーのテーマ) Gonna fly now (Theme From Rocky)
- マニアック Maniac
- ヴォーグ Vogue
- エクスプレス・ユアセルフ Express Yourself
- シャル・ウィ・ダンス? Shall We Dance
- 踊り明かそう I Could have Danced All Night
- ダンス・トゥ・ザ・ミュージック Dance To The Music
- エブリバディ・ダンス・ナウ Everybody Dance Now
- ダンス・ウィズ・ミー Dance With Me
- ユール・ビー・マイン You'll Be Mine (Party Time)
- 天国と地獄 Orpheus In The Underworld
- 白鳥の湖 Swan Lake
- 春の歌 Spring Song
脚注
- ^ a b 『東京ディズニーシー完全ガイド』(第3版)講談社、東京、2006年。ISBN 4-06-270634-2。OCLC 85839385。
- ^ ただし最終日の9月8日は、この日上空を通過した台風9号の影響で、全公演が中止となったため、実質の最終公演は前日の9月7日であった。
- ^ このショーコスチュームを纏った各キャラクターは、2020年8月現在、東京ディズニーシー開園時間帯にアクアスフィア近くのステージで開催される「ウェルカム・グリーティング」や、日中に開催される「キャラクター・グリーティング」で観ることができる。
- ^ 東京ディズニーシー®「キャラクターグリーティング」
関連項目