オーケストラの少女
『オーケストラの少女』(オーケストラのしょうじょ、原題:One Hundred Men and a Girl)は、1937年にユニバーサル・スタジオが製作したアメリカ映画。 概要名指揮者レオポルド・ストコフスキーと実在のオーケストラであるフィラデルフィア管弦楽団が出演したことで知られる音楽映画である。1937年のアカデミー作曲賞を受賞している[1] 。 あらすじジョンは楽団のトロンボーン奏者だったが、仕事にあぶれており、レオポルド・ストコフスキーの楽団の面接に落ちたばかりだった。娘のパッツィーには事実と逆のことを教えるが、パッツィーに事実を知られたうえ、彼が落ちていたバッグに入っていた現金で借金を返していたことも知られる。たえられなくなったパッツィーは、バッグの持ち主であったフロスト夫人に事情を話す。すると、フロスト夫人は許したうえに、失業した楽団員たちのスポンサーになることを了解したかに見えた。 かくして、パッツィーたちは「失業音楽家楽団」を結成して練習を開始するが、フロスト夫人にとってパッツィーとの約束は一時の気まぐれであり、夫人はそのようなことはすっかり忘れて旅行に出る。パッツィーは夫人の夫である実業家フロスト氏に掛け合うが、フロスト氏はそのような道楽に金は出せないと一蹴する。有名指揮者が指揮するならば、というフロスト氏の言葉にすがって、パッツィーはストコフスキーに指揮を頼む。ストコフスキーはパッツィーの声楽の才能には感心するものの、失業音楽家楽団の指揮については多忙を理由に断る。 パッツィーは窮地に陥り、楽員たちは絶望して無気力状態となる。パッツィーは起死回生を求め、ストコフスキーの自宅に忍び込む。またの闖入にストコフスキーは怒り呆れる。しかし、パッツィーに促されて自宅のホールに出た彼が見たものは、彼女が組織した失業音楽家楽団とその演奏であった。 スタッフ
キャスト
DVD現在、ユニバーサル映画から正規版DVD発売中。 備考
脚注関連項目外部リンク |
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