オラ・トイヴォネン
ニルス・オラ・トイヴォネン(Nils Ola Toivonen, 1986年7月3日 - )は、スウェーデン・デーゲルフォシュ出身の元同国代表サッカー選手。ポジションはフォワード及びミッドフィールダー。 来歴クラブ2005年にデーゲルフォシュIFでプロキャリアをスタートさせた。2006年にエルグリーテISに移籍し、2007年にスウェーデンのマルメFFに加入。2008年には、アルスヴェンスカンで14得点を記録し、ヘンリク・ラーションと並んでリーグの得点ランキング4位に入った。 2009年1月15日に移籍金450万ユーロの3年契約でオランダのPSVアイントホーフェンに移籍した。11月8日、ADOデン・ハーグ戦でハットトリックを記録した。2009-10シーズンは33試合に出場して13得点を記録した。2012-13シーズンの途中、代表での練習中にハムストリングを断裂し、長期の戦線離脱を余儀なくされた[1]。 2014年1月20日、フランスのスタッド・レンヌに移籍した[2]。 2020年6月4日、メルボルン・ビクトリーFCを退団した[3]。 2020年6月8日、マルメFFにフリーで加入し、2年半契約を結んだ[4]。同年11月8日のIKシリウス・フォトボル戦では、決勝点を挙げ、クラブの21回目となるアルスヴェンスカン優勝に貢献した。また、トイヴォネンにとって。キャリア初のリーグタイトルとなった[5]。 2022シーズン終了後、現役を引退することを発表した[6]。 代表2007年にスウェーデン代表に招集されている。1月14日、ベネズエラ戦でA代表初出場した。2009年に地元スウェーデンで開催されたUEFA U-21欧州選手権では大会得点王のマルクス・ベリの理想的な引き立て役となった。自身は2位のロベルト・アクアフレスカ(イタリア)に並ぶ2得点を挙げた。2010年5月29日のボスニア・ヘルツェゴビナとの親善試合でA代表初ゴールを記録。 2016年のUEFA EURO 2016では、所属クラブのサンダーランドAFCでの不調が影響して落選した[7]。 2018 FIFAワールドカップのグループリーグ第2戦のドイツ戦でW杯初ゴールを決めた。2018年8月28日、代表引退を表明した[8]。 評価PSVでの5年間主力として活躍した一方で「エルボー魔」としても知られ、ダーティなファールが多いことやピッチ内外の振る舞いのためにオランダで最も嫌われた選手だった。2012年にフェイエノールトのロナルド・クーマン監督は「苛つかせる選手」、2013年にPSVの元スウェーデン人ストライカー、ラルフ・エドストレームは「何の理由も無く肘打ちする選手に共感はできない」とコメントし、移籍が決まった2014年1月にはPSVのイコンであるレネ・ファン・デ・ケルクホフは「彼はチーム内の腐ったリンゴ。いなくなるのをクラブ内の全員が喜んでいるだろう」と語った[9]。 代表歴出場大会試合数
得点
タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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