オトーヌ・パヴィア
オトーヌ・パヴィア(Automne Pavia、1989年1月3日 - )は、フランスの柔道選手。階級は57kg級。身長173cm[1][2]。得意技は大外刈[3]。2段[4]。 人物ソンム県ペロンヌの出身。父親が柔道の指導者だったこともあり、柔道は4歳の時に始めた。なお、兄弟は7人もいる[4]。ジュニア時代に1988年ソウルオリンピック71kg級金メダリストのマルク・アレクサンドルに見出されて頭角を現すと、2008年の世界ジュニアでは2位となった[5]。2010年5月のグランプリ・チュニスでシニアの国際大会初優勝を飾った[2]。9月の世界選手権では3回戦で松本薫と対戦してGSに入ってから横四方固で敗れた[2]。2011年2月のグランドスラム・パリでは決勝で佐藤愛子と対戦してGSに入って内股で技ありを取って優勝した[2]。5月のグランドスラム・モスクワ決勝では佐藤の背負投の技ありで敗れた[2]。8月に地元フランスのパリで開催された世界選手権では4回戦でロシアのイリーナ・ザブルディナの前に一本負けしたが、世界団体では決勝で佐藤を背負投の有効で破るなどフランスチームの優勝に貢献した[2]。しかし2012年2月のグランドスラム・パリでは佐藤に0-3の判定で敗れて3位だった[2]。2012年7月のロンドンオリンピックでは準決勝で松本にGSに入ってから大外刈の有効で敗れたが、3位決定戦でハンガリーのヘドヴィグ・カラカスを破って銅メダルを獲得した[1]。2013年ではグランドスラム・パリとヨーロッパ選手権で優勝するが、世界選手権では5位に終わった[2]。2014年のヨーロッパ選手権では2連覇を達成するが、世界選手権では準決勝で宇高菜絵に有効で敗れて3位だった[2][6][7]。世界団体では優勝を飾った[8]。2015年の世界選手権では準決勝で松本に指導1で敗れたが、前年に続いて3位になった[9]。2016年のヨーロッパ選手権では2年ぶり3度目の優勝を飾った[2]。リオデジャネイロオリンピックでは準々決勝で松本に7分50秒に及ぶ熱戦の末に技ありで敗れると、敗者復活戦でもポルトガルのテルマ・モンテイロに腕挫十字固で敗れて7位に終わった[2]。その後、60kg級で活躍するイギリスのアシュリー・マッケンジーと結婚すると、2017年には女児をもうけた[10][11]。2018年には復帰戦となったヨーロッパオープン・ドブロブニクで優勝を飾った[2]。 主な戦績
(出典[2]、JudoInside.com) 脚注
外部リンク
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