エンゲルホルム
エンゲルホルム(スウェーデン語: Ängelholm)は、スウェーデンのスコーネ県、エンゲルホルム自治体を構成する一地域。2017年の時点で4万2131人が暮らす[1]。 カッコーを模した粘土づくりのオカリナで知られるが、伝統はすっかり廃れ、現在その粘土オカリナをつくれるのはソフィア・ニルソンただ一人になってしまった。 観光も主要産業のひとつで、とりわけ市街のすぐ近くに6kmにわたり広がる砂浜は人気がある。カテガット海峡から吹く風がセーリング、サーフィン、ウィンドサーフィンの愛好家らをひきつける。 域内に本社を置くアイスクリームメーカー、エンゲルホルムス・グラスは年間120万リットルものアイスクリームを生産する。 UFOの聖地がある。 歴史古くはリネスタード(Rynestad)という開拓地で、1600年ごろの文献にその名が見られる。新しい都市は1516年にデンマーク王クリスチャン2世から設立特許状を得た。その後しばらく小さな町でしかなく、1658年のロスキレ条約によりスカニア地方の一部としてスウェーデンに割譲された。19世紀に工業化により発展し、1883年まで守備隊が駐屯していた。また、1941年から2002年の間も空軍基地が置かれた。スーパーカーメーカー、ケーニグセグはF10エンゲルホルム空軍基地跡に拠点を設けている。 ゆかりの人物
脚注
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