エリエセル・エルナンデス
エリエセル・アレクシス・エルナンデス(Elieser Alexis Hernández,[注釈 1] 1995年5月3日 - )は、ベネズエラ・ボリバル共和国ミランダ州ランデル市オクマーレ・デル・トゥイ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。韓国・KBOリーグのLGツインズ所属。 経歴プロ入りとアストロズ傘下時代エルナンデスは2012年5月31日、インターナショナル・フリーエージェントでヒューストン・アストロズと契約を結んだ。同年6月11日にアストロズ傘下のR級DSLアストロズでプロデビュー。同シーズンはDSLに専属した。シーズン成績は8先発4救援・35.0回を投げて、1勝4敗2セーブ・防御率4.11を記録。 2013年もR級DSLに専属した。シーズン成績は12先発1救援・57.1回を投げて、5勝1敗・防御率1.26を記録。 2014年はR級GCLアストロズに転属。8月2日にR級グリーンビル・アストロズに転属、同チームでシーズンを終えた。このシーズンは2チーム合計で4先発8救援・45.2回を投げて、5勝1敗・防御率2.17を記録。 2015年はA-級トリシティ・バレーキャッツに昇格。7月12日にA級クアッドシティーズ・リバーバンディッツに昇格、同チームでシーズンを終えた。このシーズンは2チーム合計で9先発6救援・66.1回を投げて、3勝4敗・防御率3.12を記録。 2016年はA+級ランカスター・ジェットホークスに昇格し開幕を迎えた。5月26日にA級クアッドシティーズに降格。8月6日にA+級ランカスターに再昇格し、同チームでシーズンを終えた。このシーズンは2チーム合計で19先発5救援・107.2回を投げて、6勝8敗・防御率4.51を記録。 2017年もA+級ランカスターで開幕を迎えた。5月13日にDL入り。7月5日にR級GCLで復帰登板し、7月22日にA+級ランカスターに復帰、同チームでシーズンを終えた。このシーズンは2チーム合計で13先発5救援・73.1回を投げて、5勝5敗・防御率3.68を記録。オフにウィンターリーグであるLVBPのアギラス・デル・スリアに所属、5試合に先発した。 マーリンズ傘下時代2017年12月14日、ルール5ドラフトでマイアミ・マーリンズがエルナンデスを指名し移籍した[2]。 2018年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズで開幕を迎えた[3]。4月29日にAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプに昇格。5月10日にメジャーへ昇格。同日行われたアトランタ・ブレーブス戦で救援登板しメジャーデビュー。この試合では2.0回を投げて無失点であった。5月16日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャー初先発。この試合では5.0回を投げて1失点であった。5月21日に先発したニューヨーク・メッツ戦でメジャー初敗戦。7月11日に救援したミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャー初勝利。8月24日に右薬指の肉刺でDL入り。9月2日にAAA級ニューオーリンズ・ベイビーケイクスで復帰登板し、9月4日にメジャーへ復帰、シーズンの終了をメジャーで迎えた。このシーズンのメジャーでの成績は6先発26救援・65.2回を投げて、2勝7敗・防御率5.21を記録した。 2019年はAAA級ニューオーリンズで迎えた。 メッツ時代2022年11月19日にフランクリン・サンチェス、後日発表選手または金銭とのトレードで、ジェフ・ブリガムと共にニューヨーク・メッツへ移籍した[4]。 2023年、メッツ傘下のAAA級シラキュース・メッツなどマイナーリーグチームで合計8試合に登板するもメジャーリーグでの出場はなかった。 ドジャース時代2024年1月10日、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[5]。同年5月15日、メジャーリーグに昇格し5試合に登板、6月6日、AAA級オクラホマシティに降格した。 ブルワーズ時代2024年6月8日、ミルウォーキー・ブルワーズと契約[6]、4試合に登板した。6月25日、FAとなった[7]。 LGツインズ時代2024年7月20日、韓国・KBOリーグのLGツインズと契約した[8]。 投球スタイル最速94.5mph[9](約152.1km/h)・平均91mphの速球を中心に、平均80mphのスライダー、平均83mphのチェンジアップを使用した[注釈 2]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
代表歴脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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