エマイリン・モンティージャ
エマイリン・モンティージャ(Emailin Montilla、1995年10月2日 - )は、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下所属。 経歴プロ入りと広島時代ウルピーナゴンザレス高から2016年にカープアカデミーに入団。 2017年、2018年と2年続けて秋季キャンプに参加するため来日[1]。 2019年も春季キャンプに参加したのち、5月10日に広島との間で育成選手契約を結んだ [2]。背番号は141。契約後はウエスタン・リーグで8試合に登板し2勝2敗、防御率1.98の成績を残し、7月10日に支配下選手契約を締結した[3]。6年契約で契約金は10万ドル(1,100万円)、初年度年俸は8万ドル(880万円)プラス出来高払い[1]。背番号も98へ変更となった。7月30日の読売ジャイアンツ戦で一軍初登板初先発を果たしたが、3回途中7安打3失点でKOされた[4]。二軍で再調整ののち、8月17日の横浜DeNAベイスターズ戦で二度目の先発マウンドに立ったが、筒香嘉智に通算200号となる2ランを浴びるなど2回5失点でまたもKOされた[4]。以降は二軍でシーズンを終えた。オフにはドミニカのウィンターリーグ(LIDOM)のトロス・デル・エステでプレーした[5]。 2020年も一軍では1試合の登板に終わり、11月12日に契約年数を残しながら戦力外通告を受けた[6]。 広島退団後2020年のオフは、前年と同じドミニカ(LIDOM)のトロス・デル・エステでプレー[5]。 2021年は春夏はプレーせず、冬はニカラグアのウィンターリーグ(LBPN)のヒガンテス・デ・リバスでプレーした[7]。 2022年2月にイタリアンベースボールリーグのパルマ・ベースボールクラブと契約した[7]。パルマでは10試合(全て先発)に登板し、8勝1敗、防御率1.68の成績を残した[5]。 2022年11月にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのプエブラ・パロッツと契約した[8]。後述の移籍のため、リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル開幕前の2023年3月19日に自由契約となった[9]。 ダイヤモンドバックス傘下時代2023年3月20日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[9]。 プレースタイル・人物最速154キロの左腕でスライダー、チェンジアップ、フォークも操り[1]、低めに強い球をコントロールして、ゴロ、フライで打ち取るのが持ち味[10]。 一軍投手コーチを務めていた佐々岡真司は「真っすぐが魅力。先発として考えている。細かいところにまだ不安はあるが、昨年と比べても暴れなくなった」と期待している[1]。 目標の選手はチームメイトで同じ左腕である床田寛樹。理由については「自分が初めて日本に来た時に、リハビリ中にもかかわらず、高いモチベーションに練習に臨んでいて、今一軍で活躍しているから」[11]。 支配下契約記者会見では「アカデミーのポリシーでもある『練習ハ不可能ヲ可能ニス』という言葉、そして毎日を100%で頑張っていれば夢は叶うと思ってやってきた。ムイ・ビエン、ムイ・フェリス!(とてもいい、とても幸せ!)」と語り[12] 、「持てる力を100%出し切りたい」と意気込んだ[10]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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