ウェリントン・ルイス・デ・ソウザ
ウェリントン(Wellington)ことウェリントン・ルイス・デ・ソウザ(Wellington Luís de Souza、1988年2月11日 - )は、ブラジル・サンパウロ州オウリニョス出身のプロサッカー選手。Jリーグ・アビスパ福岡所属。ポジションはフォワード(FW)。 ブラジル国内ではウェリントン・タンキ(Wellington Tanque)として知られている[1]。 経歴2007年、SCインテルナシオナルの下部組織からトップチームに昇格し、プロのキャリアをスタートさせる。同年にADサンカエターノ、2008年はクルーベ・ナウチコ・カピバリベへ期限付き移籍。 2008年8月、ドイツのブンデスリーガのTSG1899ホッフェンハイムに完全移籍。2009年2月7日、第19節のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦でブンデスリーガ初得点を記録した。2009-10シーズンはオランダ・エールディヴィジのFCトゥウェンテへ期限付き移籍し、リーグ優勝を経験した[2]。シーズン終了後トゥウェンテは買取りオプションを行使せず、2010-11シーズンはドイツへ戻りフォルトゥナ・デュッセルドルフに期限付き移籍[3]。2010年12月、ローン期間途中で契約を解除し退団[4]。 2011年からはブラジルに戻りフィゲイレンセFC、ゴイアスEC、2012年はCAリネンセへ期限付き移籍[5][6]。8月に2013年6月まで残っていたホッフェンハイムとの契約を双方合意の基で解除し退団した[7]。 湘南ベルマーレ2013年6月、ECペロタスからJリーグ・湘南ベルマーレへ移籍した[8]。 2014年シーズンは20得点を挙げJ2得点ランキング2位となり、チームの昇格へ貢献したが湘南の金銭的な問題により退団となった[9]。再びブラジルに戻りAAポンチ・プレッタでプレーした。 アビスパ福岡2015年5月、アビスパ福岡に加入[10]。福岡では、J1昇格プレーオフ準決勝の長崎戦でゴールを決めるなど、J1昇格の立役者となった。この活躍により12月8日に福岡と契約更新[11]。2016年シーズンも福岡でプレーした。 ヴィッセル神戸2018年、ヴィッセル神戸へ完全移籍[12]。4月11日、第7節の浦和レッズ戦で移籍後初ゴールを挙げた。渡邉千真との2トップで前線を支え、対戦したジュビロ磐田監督の名波浩から「(2トップは)今の日本でトップ」と絶賛された[13]が、W杯中断明けに渡邉の移籍もあり得点が取れなくなり、リーグ終盤には新加入のFW古橋亨梧にポジションを奪われた。11月24日、清水エスパルス戦の後半63分にラフプレーで1枚イエローカードを受けた後、主審に異議を唱え、2枚目のイエローカードを提示され、退場処分を受けるとその後仲裁に入った清水のGK六反勇治を投げ飛ばした[14][15]。この退場後に行った六反への行為への追加処分は無く、1試合のみの出場停止となったが[16]、出場停止となる試合がリーグ最終戦のため、この清水戦が2018年シーズン最後の試合となった。しかし、11月30日に六反を投げ飛ばした事では無く退場後に看板を破壊したとして、追加で当初の1試合に加え2試合の出場停止処分が下された[17]。 2019年シーズンは外国籍選手出場枠の関係でメンバー入りもままならない時期が続いたが、リーグカップでゴールを決め続けていたことや、FWルーカス・ポドルスキの長期離脱等もあり、レギュラーとして試合に出場機会を得ていたが、夏の補強でDFトーマス・フェルマーレンが加入したことがきっかけとなり、外国籍選手出場枠の問題で再びメンバーから外れる機会が増えた。J1では自己最多となる6ゴールをマークしたが、12月6日にこのシーズン限りでヴィッセル神戸を退団することが発表された[18]。 2020年2月11日、ボタフォゴFCへの加入が発表された[19]。 湘南ベルマーレ復帰2020年12月21日、ボタフォゴFCから古巣湘南ベルマーレに完全移籍で加入[20]。2014年以来、7年ぶりの湘南復帰となった。 アビスパ福岡復帰2023年3月1日、アビスパ福岡への加入が発表された[21]。6シーズンぶりの復帰となる。 個人成績
その他の公式戦
タイトルクラブ
個人
脚注
関連項目外部リンク
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