ウェイド・カニンガム
ウェイド・カニンガム(Wade Cunningham, 1984年8月19日 - )は、ニュージーランドのレーシングドライバー。ファイアストン・インディ・ライツでの活躍でよく知られる。 経歴カニンガムのプロとしての経歴は、2003年に世界カート選手権で優勝したことから始まった。翌年彼はアメリカに移り、フォーミュラ・フォードに参戦、4連続ポールポジションや7度の表彰台でシリーズ5位となる。2005年はブライアン・スチュワート・レーシングからインディ・ライツに参戦し、優勝は1度のみであったがシリーズチャンピオンを獲得した。 2006年も同チームから継続して参戦、3勝を挙げたがその中にはインディアナポリス・モーター・スピードウェイでのフリーダム100も含まれた。彼の優勝はニュージーランド人ドライバーとして初であった。シーズン序盤に虫垂炎で2戦欠場したにもかかわらず、シリーズランキングは3位であった。 彼はA1チーム・ニュージーランドのプラクティス・ドライバーとしてA1グランプリにも参加し、ニュージーランド、中国ラウンドで走行した[1]。2007年のインディ・ライツではAGR-AFSレーシングに移籍、シリーズランキング3位となった。 2007年12月、カニンガムはインディカーをテスト、セブリング・インターナショナル・レースウェイにおいてアンドレッティ・グリーン・レーシングのマルコ・アンドレッティ車をドライブした[2]。 ウェイドの弟ミッチは2008年にブライアン・スチュワート・レーシングからインディ・ライツにデビューした。これはウェイドが2005年にデビューしたときのチームと同じであった。ウェイドは2008年、ブライアン・スチュワート・レーシングからシリーズに参戦、ミッドオハイオでのダブルヘッダー戦では新チームのアライアンス・モータースポーツから出走した。 2009年はサム・シュミット・モータースポーツと契約、再びシリーズにフル参戦する。同年フリーダム100で優勝し、シリーズにおいてインディで2回優勝した初のドライバーとなった。カニンガムは2010年もシュミットチームからインディに参戦、優勝し、フリーダム100で3度優勝した初のドライバーとなった。 サム・シュミットは2月11日にウェイドのインディカー・シリーズへのデビューを発表、3戦に出走することとなった。デビュー戦のテキサスでは予選8位を獲得した。ケンタッキーでは7位でフィニッシュし、トップから0.702秒差であった。 記録A1グランプリ
アメリカン・オープンホイール(key) (Races in bold indicate pole position) インディ・ライツ
インディカー
出典
外部リンク
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