インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(-とうしほうじん)は、東京都港区に本部を置く投資法人。 概要2014年(平成26年)に設立され、東証上場(J-REIT)。2021年(令和3年)に上場廃止となった。 インベスコがメインスポンサーのオフィス主体型であり、資産運用会社は「インベスコ・グローバル・リアルエステート・アジアパシフィック・インク」(所在地:米国アトランタ)[1]であった。 投資方針は、大都市圏の大型オフィスビルへの重点投資であった。 TOBと上場廃止2021年4月2日、スターウッド・キャピタル・グループはTOBにより非上場化する意向を発表[2]。公開買付価格は投資口1口当たり20,000円で、2020年10月期決算の1口当たりNAV17,684円に対して13.10%のプレミアムを加えた価格であり、取得額は1,700億円になる見込みである[3]。買付価格は、5月10日には21,750円に[4]、6月1日には22,500円に変更された[5]。しかしながら、公開買付は6月15日に終了し、応募投資口数が、買付予定数の下限(3,877,247口)に満たず、失敗となった[6]。 一方で、インベスコも対抗してTOBを買付価格22,750円で2021年6月18日から7月27日に実施し、応募投資口が買付予定数の下限を上回ったため成立し[7]、その結果、インベスコは議決権の65.07%を獲得し、11月9日に上場廃止、投資口2,200,662口を1口に併合し発行済投資口の総口数8,802,650口を4口にすることで、1口未満の端数となる少数投資主のスクイーズアウトを実施する[8]。 2022年1月21日、ガウ・キャピタル・パートナーズが当法人を非公開化したと発表した[9]。 保有する全ての不動産信託受益権につき、2022年1月20日付でMarvel特定目的会社と売買契約を締結し、2022年3月16日までに譲渡を実施した。2023年1月26日期限の第3回無担保投資法人債の償還後、速やかに解散・清算する予定である[10]。 沿革
ポートフォリオ上場廃止時点で、物件数18物件、取得価格合計225,871百万円であった。 物件一覧は以下の通り。金額は取得価格。
脚注
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia