イッサ族

イッサ族
Issa
総人口
120,000(1978年)
居住地域
ジブチの旗 ジブチ
言語
ソマリ語
宗教
イスラム教
伝統的な衣装を着たイッサ族の男性と女性

イッサ族(イッサぞく、Issa)は、ジブチエチオピアソマリランドに住む部族。ソマリ人の一部であり、ディル氏族に属するサブグループである。ジブチ共和国では人口の60%以上を占め、多数派を形成して政治の実権を握っている。

居住地

フランス領アファル・イッサ(現ジブチ共和国)のジブチ市周辺に住んでいる。ほとんどが遊牧生活を営むが、少数ながら町に長方形の小屋を作って暮らしているものもいる。

生活

経済はヤギヒツジラクダの遊牧に依存しており、乳製品を主食とする。

男はラクダの乳搾り、女はヒツジ、ヤギの世話を受け持つ。

制度

1950年まで、世襲奴隷制度があった。また、ヘール英語版という伝統の慣習法による独特な法律システムがあり、2024年にユネスコ無形文化遺産に登録された[1]

脚注

参考文献

  • 『世界の民族 2』《熱帯アフリカ》平凡社、1978年。

 

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