イスラエル空軍博物館(Israeli Air Force Museum)は、イスラエル南部地区、ネゲヴ砂漠の北部、ベエルシェバの西側にある、ハツェリム空軍基地(Hatzerim Airbase)内にある軍事博物館。
イスラエル空軍博物館は、ネゲヴ砂漠の北部に位置するハツェリム空軍基地の敷地内にあり、1977年に博物館として整備され、1991年からは一般公開されている。ハツェリム空軍基地には1966年の基地稼動直後よりイスラエル空軍航空学校が併設されていることから、ここで学ぶ訓練生の為に、この地に空軍博物館が開設されたと考えられる。
主に、イスラエル航空宇宙軍で使用された多数の軍用機を屋外展示する他、各種の対空兵器(高射砲、対空自走砲や対空ミサイル)空軍用レーダー設備や自走式対レーダーミサイル発射車両、あるいはシリア軍、エジプト軍、レバノン軍などから鹵獲した軍用機なども展示されている。