イザベラ・トバイアス
イザベラ・トバイアス・ライツ(英語: Isabella Tobias Lites, 1991年8月23日 - )は、アメリカ合衆国出身、ジョージア(旧称グルジア)、リトアニア、イスラエルの女性フィギュアスケート(アイスダンス)選手。パートナーはイリヤ・トカチェンコ、デイヴィダス・スタグニウナスなど。 2014年ソチオリンピックリトアニア代表。 人物2015年11月24日、デトロイト・レッドウィングスのスカウトの男性と婚約した[1]。2017年6月10日にデトロイトで結婚式が執り行われた[2]。式にはパートナーのトカチェンコ、前パートナーのスタグニウナスも出席した。 経歴1991年ニューヨーク生まれ。1998年にスケートを始める。もっぱらバレエダンサーとしてのキャリアを歩み、1999年から2006年までアメリカ・バレエ学校に学びニューヨーク・シティ・バレエ団公演に参加する傍ら、2003-2004シーズンまではカート・リンゲンフェルターやジェームズ・ウォーレンとのカップルでアメリカの全国選手権に出場する[3][4]。 2007-2008シーズンにグルジアのオタル・ジャパリゼと組み、グルジア所属のカップルとしてジュニアクラスの国際競技会に出場。以降、イリヤ・トカチェンコやイゴール・ルカニンといったアメリカに練習拠点を置いた他国選手とカップルを組む。2010年にリトアニアのデイヴィダス・スタグニウナスと組んでシニアクラスの国際競技会に出場、2010年NRW杯で表彰台に立つ。 2011年スケートアメリカで3位となり、自身初のISU主催の国際大会では初のメダルを獲得。2012年6月にはイーゴリ・シュピリバンドに付いて、練習拠点を移した[5]。2012年スケートアメリカは負傷の影響で欠場。2013年1月、リトアニアの国籍取得を目指していたが、リトアニア大統領のダリア・グリバウスカイテによりその可能性を否定された[6]。 2013年12月、リトアニアの市民権の付与が決定した[7]。ソチオリンピックでは17位、世界選手権では15位に入った。5月2日にスタグニウナスが怪我による競技からの引退を発表したため、カップルを解消となった[8]。その後、イリヤ・トカチェンコとカップルを再結成し、イスラエルに所属を移した[9]。 2017年4月、マリナ・ズエワへのコーチ変更を発表した。 2017-2018シーズンには、出場予定だったグランプリシリーズの出場を辞退した。12月にはトカチェンコのイスラエル国籍取得が拒否され、平昌オリンピック出場への道は閉ざされた[10]。 2018年1月29日、競技からの引退を発表した[11]。 主な戦績
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プログラム使用曲
脚注
参考文献 |