アン・ヘイウッド
アン・ヘイウッド(Anne Heywood、1932年12月11日[1] - )は、イギリスの女優。 来歴ヴァイオレット・プリティとしてイングランドバーミンガムハンズワースに生まれる[1][2]。1950年に本名でミス・グレートブリテンに輝いている[3]。 一時期、タレントスカウトでテレビ・ラジオ司会者のキャロル・リーバイスのアシスタントとなり、全国の劇場を巡る彼の人材発掘ショーに帯同した。その後ロンドンの演劇学校LAMDA(London Academy of Music and Dramatic Art)に通った。1950年代初めから映画に出演するようになる。脇役からスタートしたが、徐々に主役級へとステップアップした[1]。 特筆すべき出演映画の1つがD・H・ローレンスの小説を映画化した『女狐』(1967年)である。サンディ・デニスと共演したこの作品は、レズビアンを主題としたために公開当時は物議を醸した[4]。1970年代には、イタリアで製作されたジャッロ映画に何作か出演した。 1980年代に入ると彼女の仕事は減少した。1988年、エドワード・ウッドワードが主演するアメリカ合衆国のテレビドラマ『ザ・シークレット・ハンター』にマノン・ブレバード・マーセル役でゲスト出演。翌年、同じマノン役で出演したテレビ映画『Memories of Manon』が最後の作品となる[2]。 ヘイウッドは映画プロデューサーのレイモンド・ストロスと結婚していた。ストロスは『抵抗する勇士』、『The Brain』、『The Very Edge』、『Ninety Degrees in the Shade』、『女狐』、『強奪超特急』、『I Want What I Want』、『さよならミス・ワイコフ』など、彼女の主演映画の大半を製作している。夫が1988年に亡くなるとヘイウッドは引退し、その後スクリーン上に現れることは無かった。1991年、元ニューヨーク州副司法長官のジョージ・ダンジグ・ドルークと再婚、2人はカリフォルニア州ビバリーヒルズに住んでいる[2]。 主な出演作
脚注
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